内容説明
福徳秀介のデビュー小説にしてベストセラー。
大学2年生の「僕」は、入学前に憧れていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送っていた。日傘をさしていつも人目を避け、青春を謳歌している学生グループを妬ましく思う、そんな日々。友人は一人。銭湯掃除のバイトと孤独な大学生活だけの毎日。
そんなある日、大教室で学生の輪を嫌うように席を立つ凜とした女子学生に出会う。その姿が心に焼き付いた「僕」は次第に深く強く彼女に惹かれていく。やっとの思いで近づき、初デートにも成功し、これからの楽しい日々を思い描いていたのだが・・・・・・。
ピュアで繊細な「僕」が初めて深く愛した彼女への想いは実るのか。そして、僕の人生の、その先は---。
著者自身の私小説を思わせるピュアな恋愛小説ながら、「生きる」ことそのものについても考えさせられる、心に刺さるホロ苦恋愛小説です。
文庫化にあたり、巻末には、映画出演の萩原利久さん、河合優実さんの特別対談を掲載。こちらも、見逃せません。
※この作品は過去に単行本として配信されていた『今日の空が一番好き、とまだ言えない』の文庫版となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
大阪のきんちゃん2
20
河合優実目当てで映画を観て読む気になりました。伊東蒼のセリフが凄かったのですが原作では7頁に及ぶ壮絶なものであらためて感動してしまいましたw! ただ結末が映画鑑賞後の理解と真逆だったので、ちゃんと観ていなかったことがショックでした… ※以下イイなと思った言葉 ・毎日「今日の空が一番好き」と思う ・背中が素敵な男になりなさい ・「ありがとう」と「どういたしまして」二つで一つの言葉 ・嫌いな人が困っている時「私に助けられて、ざまあみろ」と思う ・些細なことは些細やない ・一生消えない悲しみは、一生の励みになる2025/11/05
のぶ1958
20
ジャルジャルの福徳さんの青春小説。さすが、言葉の言い回しや「立て板」の言葉のシャワーが独特で面白かったです。ストーリーも起承転結が効いていて、泣かせてほのぼのさせてと上手と思います。「今日の空が一番好き、~」タイトルも素敵で読後は温かな気持ちになれました。2025/07/13
冴羽さん
19
ジャルジャルの福徳さんの本。分かりやすい設定と展開でスラスラ読了、恋愛小説としては正直物足りない印象も。2026/05/05
ユースケ
14
映画版を先行鑑賞したあと、原作小説を読了。 映画も素晴らしかったが、小説の完成度も非常に高い。お笑い芸人として独特の着眼点を持つ福徳ならではの“ネタ”的な視点が随所に散りばめられており、苦しさと温かさが同居する恋愛青春小説に仕上がっている。 ブクログで映画の内容に触れるのも少し迷うところだが、この物語を映画化するにあたり、大九監督がとても巧みにまとめていることにも改めて感心させられた。(続く)2026/03/11
林檎
14
映画を先に観たので、そのままの世界観をより濃く上書きして行くような感覚で読んだ。映画を観た時よりももっとずっと好きが増した。心に残る優しくて面白い大事な言葉や台詞がたくさんあった。ふとした時に思い返す大事な作品になる予感がする。福徳君素敵やん。2025/05/13
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