文春文庫<br> 名探偵と海の悪魔

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文春文庫
名探偵と海の悪魔

  • ISBN:9784167923495

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内容説明

青崎有吾さん絶賛! 大スペクタクル本格ミステリ!

日本推理作家協会賞 翻訳部門最終候補
英国推理作家協会スチール・ダガー賞候補
英国歴史作家協会ゴールド・クラウン賞候補
「このミステリーがすごい!」第4位
「週刊文春ミステリーベスト10」第6位
「本格ミステリ・ベスト10」第6位

呪われた帆船で連続する怪事件は悪魔の仕業か?

海洋冒険+怪奇小説+不可能犯罪。あまりに面白すぎる本格ミステリ巨編!

時は17世紀、 大海原を進む帆船で起こる怪事件。
囚われの名探偵に代わり、屈強な助手と貴婦人が謎を追う。
すべては悪魔の呪いか、あるいは――?

単行本 2022年2月 文藝春秋刊
文庫版 2025年3月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

拓郎

19
登場人物に魅力がなさすぎる。色々過去の事件に言及していたが、既刊はなかった。 2025/06/24

にゃるび

11
前作イヴリン嬢よりはかなり読みやすくて面白かった。前作は構造がかなり複雑だったのに対して今回はシンプル。アムステルダム行きの船の中で次々起こる怪事件、肝心の探偵は囚人となって捕らえられているので、用心棒と総督夫人がタッグを組んで捜査に当たる…怪事件は悪魔のトム翁の仕業なのか?そこに至る経緯や散りばめられたヒントが計算されてつくして出てくるので、非常に面白かったし、この当時の船の様子なども読み応えがあった。次作の特殊設定も気になる作家です。2025/05/12

rara

5
冒頭から最後までめちゃくちゃ面白くてわくわくしながら読みました。悪魔の囁きやら家畜の死やら全編を通してオカルト的でしたがきっちりと謎は解決されます。悪魔やら荒くれ者の船員やら血みどろ部分も多々ありましたが読後感は良かったです。2025/04/19

そら

4
海洋冒険小説+怪奇小説+推理小説。1634年を舞台に、東インド貿易船がアムステルダムへ向かう途中、様々な怪奇現象と殺人事件が起こり、名探偵ピップスの助手アレント中尉が事件の真相に迫る。 雰囲気も海洋冒険も面白いんだけど、ラストが唐突過ぎてガッカリ。2025/03/22

shonborism

4
前作の特殊設定ものとは異なり今回は17世紀の船の上の話。乗客たちのクラシカルさや船員たちの荒くれっぷりな描写も読むのにワクワクする。文章はとても長かったが、それも納得のラストだった。2025/03/20

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