内容説明
青崎有吾さん絶賛! 大スペクタクル本格ミステリ!
日本推理作家協会賞 翻訳部門最終候補
英国推理作家協会スチール・ダガー賞候補
英国歴史作家協会ゴールド・クラウン賞候補
「このミステリーがすごい!」第4位
「週刊文春ミステリーベスト10」第6位
「本格ミステリ・ベスト10」第6位
呪われた帆船で連続する怪事件は悪魔の仕業か?
海洋冒険+怪奇小説+不可能犯罪。あまりに面白すぎる本格ミステリ巨編!
時は17世紀、 大海原を進む帆船で起こる怪事件。
囚われの名探偵に代わり、屈強な助手と貴婦人が謎を追う。
すべては悪魔の呪いか、あるいは――?
単行本 2022年2月 文藝春秋刊
文庫版 2025年3月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Shun
32
特殊設定ミステリの鬼才による2作目は航海中の帆船が舞台。前作「イヴリン嬢」のような複雑なループものとは違い、今作の特殊な点は悪魔召喚と思われる怪奇現象ぐらいで前作よりも読みやい。もっと早く読めばよかったと悔やみつつ、本作の舞台となる大航海時代の設定が細部まで活かされた本格ミステリを存分に愉しめました。超自然的な怪奇現象に対し、科学・錬金術に長けた眉目秀麗な探偵と巨漢の相棒が挑むという構図だが、探偵役のサミーはその並外れた才能ゆえにとある嫌疑をかけられ、なんと船上では牢獄の人となって物語が進む。結末は圧巻。2026/04/28
拓郎
21
登場人物に魅力がなさすぎる。色々過去の事件に言及していたが、既刊はなかった。 2025/06/24
にゃるび
13
前作イヴリン嬢よりはかなり読みやすくて面白かった。前作は構造がかなり複雑だったのに対して今回はシンプル。アムステルダム行きの船の中で次々起こる怪事件、肝心の探偵は囚人となって捕らえられているので、用心棒と総督夫人がタッグを組んで捜査に当たる…怪事件は悪魔のトム翁の仕業なのか?そこに至る経緯や散りばめられたヒントが計算されてつくして出てくるので、非常に面白かったし、この当時の船の様子なども読み応えがあった。次作の特殊設定も気になる作家です。2025/05/12
風鈴
9
舞台は17世紀、オランダへ向かう帆船で連続する怪事件!とっても面白かったです。冒頭の船内地図からワクワクドキドキ。この船内を何度も確認しながら読み進めました。ヒロインのサラが守られる貴婦人ではなく、自由を求め積極的に活動していく姿が素敵でした。長編で海外作品ということもあり名前を覚えることに時間がかかりましたが、物語の読みにくさは全く感じませんでした。2025/09/19
rara
8
冒頭から最後までめちゃくちゃ面白くてわくわくしながら読みました。悪魔の囁きやら家畜の死やら全編を通してオカルト的でしたがきっちりと謎は解決されます。悪魔やら荒くれ者の船員やら血みどろ部分も多々ありましたが読後感は良かったです。2025/04/19
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