オキナワの家

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オキナワの家

  • 著者名:伊礼智【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 復刊ドットコム(2025/03発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784835455853

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内容説明

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オキナワの内部と外部、両方の視点から「オキナワの家」を語った本。

本書は、建築家やアーティストや作家が子どもたちに「家」について伝えるシリーズから生まれました。
著者の伊礼智は、沖縄に生まれ育ち、その後、生活の拠点を東京に移した建築家です。

本書では、著者の経験をふまえ、沖縄の歴史・風土・暮らし・家の工夫などが、美しい写真やイラストとともに、大人にも子どもにもわかりやすく書かれています。
沖縄での暮らしのなかで影響を受けた「住食同源」な家のありよう、また、沖縄らしい「テーゲー」(いい加減な感じ)感覚の楽しさが伝わってくる一冊です。

「家」を語っていながら、沖縄の「地」の魅力にあふれた名著が、改訂版としてついに復刊です!

▼内容
◇琉球という国
◇戦争が沖縄の住まいを変えた
◇日本の中での沖縄らしさ
◇伝統的な沖縄の住まい
--屏風という環境装置
--見えない境界スージ(路地)の楽しさ
--開放的な間取り
--雨端…大きな軒下空間
◇見えないちから
--あの世の住まい
--住まいのまわりの神々
--シーサーが家を守る
◇沖縄の家がたたかってきたもの
--風をふせぐ
--熱をさえぎる
--天水
--シロアリ
--湿気
◇伝統的な沖縄の住まいの素材とかたち
--赤瓦
--石灰岩
--チャーギ
◇沖縄の現代住宅事情ほか

※本書は、2004年 インデックス・コミュニケーションズ刊『オキナワの家』を底本に、再編集・一部改訂して復刊するものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

31
唐→日→米→日と世変わり経験の沖縄。世につれて、家もヌチジャー(木)から、台風・シロアリに強いスラブヤー(コンクリ)で、街の風景も様変わり。家の特徴はヒンプン(屏風)。入口に設けられる壁、目隠しや魔除けとしてよくできた環境装置として機能する。家の中心にはトートーメ(仏壇)を置き常にあの世の人といっしょに暮らし、大きな軒下空間の雨端(あまはじ)は雨や光を遮り強風に耐えられる低くて重い大きな小屋裏を持った厚みのある屋根は遮熱の役割を果たす。建築は素人だが、入門書として気軽に手に取れる最適な本ではないかな。2025/03/19

ftoku

0
「くうねるところにすむところ」という著名建築家による建築絵本シリーズからの復刊本。子どもでも読めるよう平易に建築の魅力や工夫を伝える内容が多かった。本書はシリーズのなかでも「沖縄」がテーマとなったもの。2020/11/23

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