内容説明
人の狂気を取材し続けてきた村田らむ。そんな彼が気がついたのは、取材の中でひときわ恐ろしいのは【動物にまつわる話】だということ。本書では、そんな動物たちが登場する狂気の物語をお届けするーー。
豪華ゲストによるヒトコワ話も収録!
島田秀平/丸山ゴンザレス/たっくー/早瀬康広(都市ボーイズ)/オウマガトキFILM・ヒロ/夜馬裕(ゴールデン街ホラーズ)/インディ(ゴールデン街ホラーズ)…etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
66
実話怪談集。『人怖』で散々人間の暗黒面を描いてきた著者が、今度は動物をテーマに語る。のだが全体的に見てみると、動物は被害者ポジションでやっぱり人間が怖い話が大多数を占めている。冒頭に収められた「殺人の日常」が愛犬家連続殺人がテーマというのが全てを語っている気がするなあ。動物が加害者の作品も、樹海で熊に喰われた死体を発見したというもので怪談というより自然の掟だし。前半を著者が後半を怪談師等が語っているといういつものスタイルで、著者のものが一番凄みを帯びているのもいつも通り。いつも通り人間が怖い一冊でした。2025/04/09
eyemu
8
らむさんの本ではあるのだけど、良く読んでる(視てる)怪談師さんのインタビューというか取材が多かった。 猿の話はホントに厭な感じだった。 猿をみる目が変わる。2025/06/04
Yusuke Kitada
1
【Kindle Unlimited】動物に関する怖い話。霊的なものから人的なものまであり、恐ろしかった。2025/04/18