出版社内容情報
このきりみ、さかなのどのぶぶん? もとはどんなすがた? サケ、マグロ、タコから、カツオブシまで。魚譜画家による美しい絵本。
長嶋 祐成[ナガシマユウセイ]
著・文・その他
内容説明
サケのしおやき、カレイのにつけ、えびフライ、かつおぶし、のり…もともとはどんなすがたでしょう?
著者等紹介
長嶋祐成[ナガシマユウセイ]
1983年大阪生まれ。魚譜画家。京都大学総合人間学部卒。大学時代は現代思想を学び、卒業後は思想と社会の接点を模索してクリエイティブの世界へ。デザイン会社勤務などを経て、現在は石垣島にて画家活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
94
きゃぁ、この絵本、サイコー! 鮭、鰻、太刀魚、真カレイ、平目、黒マグロ、真鯖、スルメイカ、サザエ、帆立貝、マダコ、車エビ、ムラサキウニ、ズワイガニ、鰹、海苔、大好きな海産物がいっぱい。しかも、もともとの姿と一緒に載っているのです。好奇心をくすぐられます。これからは鮮魚売り場をだまって歩くことはできません。 石垣島在住の魚と水生生物を専門に描く魚譜画家が著した絵本ですから、図鑑としてのクオリティが高いだけでなく、面白い姿の絵もあってなかなか楽しいのです。解説も勉強になります。 2018/11/28
けんとまん1007
84
魚は、切り身で泳いでいると考えている人が増えている・・と、何かで目にしたことがある。えっ!と思いつつ、頷ける部分もある。以前は、魚屋さんで、目の前でさばいてもらうことが一般的だったので、自分たちは知っているが、そうでないとなあ~と。改めて、魚のどの部分を食べているのだとか、こんなに綺麗なんだと再認識。ありがたいことだ。2018/12/09
鱒子
78
図書館本 切り身の魚は身近な食べ物だけど、もともとはどんな生き物なのか。調理して食べ物になった姿と、魚を解体した姿が載っています。こういう姿でこういう生態なのですよ、と教えてくれます。解説文がまた素敵で、サケのパートでは水の音が聞こえてきそう。理科読向きの良い絵本です。2021/04/10
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
57
スーパーで切り身で売られている魚が元はどんな魚だったのか、絵と説明文で教えてくれる。説明文も子供には分かりやすい。昔と違って今は一匹売りより、切り身を目にすることが多いので、知らないで大人になった方も多いので子供と一緒に楽しむのもオススメ。絵が緻密なのと、美味しそうで、魚介類が食べたくなる事間違いなし。イカは心臓が3つもあるのね・・。2018/11/02
momogaga
55
【おとなこそ絵本】毎日、魚介類を食べているので、よくできた構成に食いつきました(^0^)。やっぱり図解は面白い。2021/04/10