嘘吐きは勇者の始まり1 偽物勇者に転生したけど大好きなゲームの死亡ルートしかない悲劇のヒロインを救い出す。

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嘘吐きは勇者の始まり1 偽物勇者に転生したけど大好きなゲームの死亡ルートしかない悲劇のヒロインを救い出す。

  • ISBN:9784047382978

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内容説明

熱狂的に愛するゲーム『ギルティ・シン』の「偽者勇者」に転生した男ライアー。
一見すると厳しい逆境の中でも、持ち前のゲーム知識と一筋縄ではいかない奔放な性格で冒険者としてやりたい放題の日々を送っていた。
そんな中、彼が出会ったアータンという少女――彼女こそ『ギルティ・シン』のゲーム内のどんなルートでも決して幸せにならない悲劇のヒロインにして、ライアーが原作ゲームで最も愛する存在。
そんな彼女を助けるのは当然とばかりに、ライアーは悲劇的な少女のイベントに介入し、思わぬ形で助けることに。
WEBで話題沸騰! ここに始まる、絶対に救われないヒロインと嘘吐きな偽者勇者の最高に楽しく激しい冒険、刮目の開幕――!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

26
熱狂的に愛するゲーム『ギルティ・シン』の「偽物勇者」に転生したライアー。死亡ルート確定ヒロイン・アータンを救うために全力を尽くす偽物勇者の冒険譚。持ち前のゲーム知識と一筋縄ではいかない奔放な性格で冒険者として日々を送っていたライアーが、どのルートでも決して幸せになれない最も愛するヒロイン・アータンに出会う展開で、掴みどころのない態度で彼女をたびたび困惑させながら、彼女を救って双子の姉を探す助力をする2人の関係性が良かったですね。実力者なのにライアーが関わると、キャラが崩壊してしまうセパルも効いていました。2025/03/27

わたー

16
★★★★★面白かった。シリーズが何作もあるゲーム「ギルティ・シン」の世界に小悪党の偽物勇者ライアーとして転生した主人公。大好きなゲーム世界を好き勝手に冒険していた彼だったが、原作ではどのルートでも必ず死んでしまう悲劇のヒロイン、アータンのイベントに意図せず遭遇し、彼女を救うことから始まる物語。この好き勝手にというのが言い得て妙な表現で、原作ゲームでは不幸な末路を辿った人たちを、多分、書籍2冊分ぐらいかけて救った後からスタートしているので、主人公のスタンスが既に確立していて全くブレていないところは良かった。2025/05/05

サキイカスルメ

10
ゲーム『ギルティ・シン』シリーズの中で、どんなルートでも助からない悲劇のヒロインアータン。最推しを助け、彼女の姉を探す旅をはじめるお話。面白い!!コメディとシリアスの塩梅が好き。よく冗談を言うお茶目さん、でも人を傷つける嘘は絶対言わないライアーも好きでしたね。アータン視点が多く、彼女が主人公のような立ち位置にいるのもライアーの良さを感じやすかったのかなとか。アータンは、可愛くて可愛くて絶対に幸せになってほしいです。愛が重いヤバヒロイン好きとしては、団長セパル素晴らしかった!!2025/04/18

尚侍

7
とっても面白かった。ドタバタ系とはちょっと違う雰囲気ではありますが、真面目なシーンでもちょいちょい外して笑いに持っていくので、読んでいて楽しい作品でした。全体的に言動がくどい部分もあるので好みが分かれそうではありますが、シリアスな中でも笑いの要素はあっていいという向きにはおすすめですね。物語はまだ始まったばかりなので、今後どういう方向に進んでいくかが楽しみです。2025/03/08

5
転生物語。一応悪役転生な気がするけれども、三枚目風味であろうか。このテンションはジュブナイルポルノ、ヤングアダルトと呼ばれていた頃のライトノベルな雰囲気があるかな。そのテンションの高さは少しクドさがあります。それは境遇が重いヒロイン(現地妻含め)に対して軽さを与えるためのものと理解はできるものの、その重さ暗さが元々薄いため(これもダラダラ書かれていても困るんですが)ただただテンション高いなぁと思うこともあり。それでもまあ締めるところは締めてるのでうまくバランスは取れてるのかも。悪くない。2025/07/01

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