内容説明
本書は、『法学セミナー』812号(2022年9月号)の特集記事を収録しています(連載など、ほかのコンテンツは含まれておりません)。司法制度の未来のために2000年の司法制度改革当時、理念と実務の葛藤の中で奔走した実務家たちが当時を振り返りながら、今後の司法のゆくえを検討します。司法制度改革と私――あの時、何がおこり、今そして将来にどのようにつなげるのか……田中圭子法曹養成制度改革の光と影……和田仁孝取材し実践した司法制度改革――ある新聞記者の証言……藤川忠宏司法のIT化と取調べの可視化……指宿 信司法制度改革と裁判員制度……四宮 啓裁判とADR……廣田尚久法律扶助から法テラスへ――司法アクセス支援の広がりと課題……大石哲夫民事訴訟改革とNコート――失われた30年の克服……西口 元