内容説明
本書は、『法学セミナー』808号(2022年5月号)の特集記事を収録しています(連載など、ほかのコンテンツは含まれておりません)。憲法訴訟の反対意見を読み解く本特集では、憲法訴訟において合憲判決が下されたものの、そこで述べられた反対(少数)意見の意義・思考方法を読み解きます。判例・通説といった基礎的知識を学修しつつ、反対(少数)意見をも読み解くことで、応用的な論理力・多様な考え方を身につけていただきたいと思います。さらに進んで、反対意見が多数となり違憲判決が下される余地はなかったのか、今後の社会情勢の変化と判例変更の可能性についても、思いをいたしてみましょう。最高裁判所の少数意見制度――その展開と意義……見平 典夫婦同氏制の合憲性をめぐって……上田健介Xデーに向けた最高裁大法廷における少数意見の動向――議員定数不均衡訴訟……斎藤一久条例の明確性と限定解釈……村西良太性同一性障害者特例法「現に未成年の子がいないこと」要件の違憲性――自己の性自認に従って取り扱われる権利をめぐって……坂田隆介立ち枯れないために――精神的自由をめぐる反対意見三題……岡野誠樹
-
- 電子書籍
- ふつうな僕らの 番外編 マーガレットコ…
-
- 洋書電子書籍
-
新技術、ビッグデータと法
New…
-
- 洋書電子書籍
- Health Care and Poo…
-
- 洋書電子書籍
- Making Joyful Noise…