内容説明
本書は、『法学セミナー』805号(2022年2月号)の特集記事を収録しています(連載など、ほかのコンテンツは含まれておりません)。今や誰しもが自分事として捉えざるを得ない、デリケートな個人情報とされるGPS情報やDNA情報を、民事訴訟法と刑事訴訟法、2つの手続法が、それぞれの裁判手続のなかでどのように取り扱うのかを比較検討してみましょう。両手続法の固有性と共通項を繙くことで、訴訟とはなにか、社会にとってどのような効果を持つのかを追求します。民事訴訟における違法収集証拠排除の理論と現代型証拠……町村泰貴刑事訴訟における「証拠」と違法収集証拠排除法則の論理……斎藤 司「無断で収集されたGPS位置情報」の民事訴訟における証拠能力……金 美紗刑事裁判におけるGPS情報と違法収集証拠排除法則――最大判平成29・3・15と下級審裁判例……堀田尚徳民事訴訟におけるDNA情報の証拠取扱い……堀 清史刑事訴訟におけるDNA情報の証拠取扱い……笹倉香奈
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