新潮新書<br> アンパンマンと日本人(新潮新書)

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新潮新書
アンパンマンと日本人(新潮新書)

  • 著者名:柳瀬博一【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 新潮社(2025/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106110801

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内容説明

乳幼児の人気は不動のトップ、アニメや本におもちゃや食品など関連グッズを含めれば今や9兆円の巨大ビジネス。おなかが空いた人に自分の顔を食べさせる不思議なキャラクター、アンパンマンはどのように誕生し、国民的ヒーローとなったのか。愛する人たちとの別れ、過酷な戦争体験、幾多の天才からの高い評価、最愛の妻の支え……生みの親である漫画家やなせたかしの生涯をたどりながら、その秘密を解き明かす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

15
やなせたかしの生き様が、いかにアンパンマンに投影されているかがよくわかった。著者も柳瀬さん…もしかしてと最後まで読み進めたが、あとがきでようやく親戚ですらないことが判明。2025/04/17

kenitirokikuti

13
朝ドラ『あんぱん』便乗本(貶しではない)と気づかず読んでしまった。なので、『アンパンマン』についてはそんなにフォーカスしてないなぁ、と読んだ直後には感じてしまったのであった。まぁ、アンパンマンがなぜ2〜3歳児に食いつくのかは、児童画の頭足人間で説明するほかないだろう、とは思うけども。著書の娘さんも2〜3才のときはアンパンマン一色で、そこからプリキュアに移ったそうな▲やなせは手塚治虫の10歳年上だと知った。どっちかっちゅうと、手塚が早逝ぎみなんだよな。2025/04/13

coldsurgeon

9
やなせたかしとの出会いは「詩とメルヘン」創刊号でした。抒情画とメルヘンに溢れた、いい季刊誌でした。同じ作者から生まれたアンパンマンは、最初は、中年のおじさんの恰好をしていたと、本書中に記されています。孫たちは、とっくにアンパンマンを卒業していますが、これからも幼児たちのアイドルであり続けるでしょう。2025/04/10

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