ガストロノミーの誕生 - フランスの食文化から見た文学・絵画

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ガストロノミーの誕生 - フランスの食文化から見た文学・絵画

  • 著者名:武末祐子
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 左右社(2025/03発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784865284584

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内容説明

2010年に、食文化としてはじめてユネスコの世界無形文化遺産に登録された「フランス人の美食術」。食材や調理方法を絶え間なく変化させ続けてきたフランス人たちの食事に対する飽くなき関心は、どのように生まれ、表現されてきたのか。
テーブルセッティングと庭園の共通点とは。
ゾラが「ブランデーは身の破滅」と記したのはなぜか。
ミレーとファン・ゴッホは、なぜジャガイモの描き方がちがうのか。
食の歴史を筆者独自の視点でたどりつつ、文学・美術作品からフランスの食文化を逆照射し、料理が、他の文化の作品と相互に影響を与えながら発達した文化であることを浮かび上がらせる。

目次

まえがき
1章 フランス料理からフランス美食学へ
2章 アントルメとパティスリー
3章 パンの歴史とフランス人
4章 ジャガイモとフランス
5章 ワインとアイデンティティー
コラム
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

2
「料理は自然と文化の媒介」レヴィ=ストロースの料理三角形を通した文化的食物への変容 「美味しくしようとする意志-栄養摂取を超えた文化的行為としての料理 「食卓は舞台」17世紀以降のサービス構成と視覚的美意識の確立 「ガストロノミー=文化そのもの」 食を核とした総合的文化概念 「飢饉を救う貧者のパン」ジャガイモが担った歴史的役割 「地のリンゴ」ジャガイモの文化的受容を象徴する言語戦略 「テロワール=土地の魂」ワインが体現する地域アイデンティティ 「ガストロノミーの総合史」美術・文学・社会史が交差する食の全景2025/04/02

麦茶

0
全体は興味深く読んだ。仏式セルヴィスに見る社会の縮図や、五感をフル活用して食事を楽しむ姿勢には、食事を腹を膨らませるだけの作業にしないという矜持があった。個人的に楽しみにしていた、ジャガイモを描いた絵画のくだりは、キーワードである「農民の英雄性」がどう考えてそういう表現に至ったのか分からなかった。内容に対して紙面が足りなかった。硬いパンは良家の証だとか、濃いワインや消化に悪い重い食事が農民のエネルギーだとか、ジャガイモ絵画も、そこにいるのは英雄ではなく「質素な生活を受忍する理想化された農民」ではないか。2026/04/29

dexter4620

0
フランスの食文化の論文数稿をまとめた一冊。フランス料理を食べるためのトリビアや食材などの歴史を解説。パンやじゃがいも、まずは庶民的なフランス料理が食べたくなってしまいました。2025/09/24

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