メンタライゼーションと遊ぼう---愛着外傷への支援が解き明かすこころの臨床

著者名：池田暁史

日本評論社（2025/02発売）

• ISBN：9784535564404

内容説明

メンタライゼーションについての学びを深めるのに最適の一冊。歴史的背景や基礎理論から進化の最前線まで、わかりやすく解説！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひろか]

これは面白い。自画自賛されているが、難しい理論をわかりやすく説明

2024/09/01

[海星梨]

家族のためにと思って借りてきたが、自分自身のことでも思い当たる節があった。新たな概念やイメージを仕入れることができ、わたし自身のメンタル面でもプラスになる読書だったと思う。が、メンタライザーションの概要すぎて、実際にどうすればいいかという実践面の情報は少なく満足はいってない。精神分析、精神医学での立ち位置や正当性についての紙幅が多すぎた。精神科医をはじめ、専門職がメンタライゼーションを初めて知るための一冊だった。

2025/07/13

[ソーシャ]

精神分析家の著者がメンタライゼーションに基づく治療について精神分析的な視点を交えつつ、わかりやすく解説した本。認識的信頼やWe-modeなどの最近の話題についても触れられていますが、ある意味で心理療法の共通効果要因についての話でもあるので、他の流派の人でも読んでおくと役立つ本かと思います。

2025/01/06