こころの科学237号/2024年9月号【特別企画】病気未満のアディクション---適応と依存症のあいだ

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こころの科学237号/2024年9月号【特別企画】病気未満のアディクション---適応と依存症のあいだ

  • 著者名:佐久間寛之編
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • 日本評論社(2025/02発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784535141377

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内容説明

生きるための適応的な方策となりうる一方、自己破壊につながることもある依存・嗜癖。健常さとの境界線を臨床の現場から考える。●総論現代の暮らしと病気未満のアディクション……佐久間寛之嗜癖物質と私たちと社会……本村啓介この社会の中で依存することの意味……西念奈津江病気とビョーキと正常を横断する私たち……市川岳仁●病気未満のアディクションたち――どう捉えるか処方薬・市販薬、リスカ、パパ活、SNSにハマってますけど何か?……大越拓郎アルコール……福田貴博処方薬・市販薬……倉田めばギャンブル……西村直之インターネット・ゲーム……松口和憲●支援現場の風景「問題解決しない事例検討会」から見える風景……田中和彦生活保護支援の風景……高野正秀依存症を専門としない医師の目にどう映るのか……杉浦真由美児童精神科の風景……比江島誠人救急外来・総合病院リエゾンの風景……手塚幸雄●エッセイ病気未満のアディクションとライ麦畑……佐久間寛之

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

luckyair

1
この雑誌の特集は、どんな内容であれ毎号読み応えがある。同時に周りの子どもや大人への振る舞い、さらに自身はどうかと考えさせられるきっかけになる。今回の内容では例えばトラウマ。特に小さい頃の被害では被害者が上手く口にできないため身体や行動に現れる。さらに性被害の場合はここに加えて特徴的な反応を示す。したがって、まわりの無理解で軽薄な大人がその行動のみにフォーカスし改めさせる、叱責するなどすることは加害にも等しい。簡単に子どもや対象者に改善を求めるような動きが撲滅されることを願いたいと感じた。★★★2025/01/16

山本

0
アディクション、はマイナスでもプラスでもない誰にでも存在する言葉なのに最近病理との距離の近さを感じる。言葉によって意味が限定されてしまう2024/09/12

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