角川書店単行本<br> 憲法の学校 親権、校則、いじめ、PTA――「子どものため」を考える

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角川書店単行本
憲法の学校 親権、校則、いじめ、PTA――「子どものため」を考える

  • 著者名:木村草太【著者】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • KADOKAWA(2025/02発売)
  • 輝く春を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784041155066

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内容説明

【人生の入口でこそ「使える」法的発想】
校則に法的な拘束力はない/新民法で共同親権を持つ別居親が修学旅行をキャンセルできる?/PTAへの強制入会は無効――
学校や家庭など特殊な閉鎖空間で起きる複雑なトラブルこそ、「権利」の原則が詰まった憲法に立ち返ることで道筋が見えてくる!
2児の父として悪戦苦闘する憲法学者が、学校や家庭といった閉鎖空間で「教育」の名を借りて子どもに迫る暴力を見抜く。
教育社会学者・内田良氏との特別対談を収録。

「法的発想には、人を公平に扱うためのノウハウが詰まっている。」
「テストというものは、実は「法の支配」の極致なんです。解答があって、答え合わせをする以上、性質的に明文化されざるを得ない。」
「双方向・探求型授業って、優劣をつけて評価することが非常に難しいんです。学生の評価が恣意的になる危険性が常にある。」
「教師や保護者によるいじめの加担は、いじめ防止対策推進法の定義に入っていない。ここは条文の欠陥だと思っています。」
※巻末特別対談より抜粋

【目次】
 はじめに なぜ憲法から考えるのか?
 日本国憲法(抄)
第一章 親の権利はどこまでか―― 親権、PTA
第二章 「学校」は何を果たすべきか
第三章 誰が教育内容を決めるのか―― 校則、制服、教科書
第四章 学校を「安全」な場所にするために―― 給食、いじめ
補論 男女別学・男女別定員制と平等権
 特別対談 「法的発想」で「子どものため」を見つめ直す
        内田良(教育社会学者)
 おわりに
 主要参考文献一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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憲法と教育:憲法第26条 教育を受ける権利 教育基本法 公教育の目的 教育の自由 学習環境 人格形成 親権と教育:親権の意義 共同親権 単独親権 親の教育権 PTAの役割 子どもの最善の利益 学校制度:校則 制服強制 教科書検定 学校の役割 社会的スキル 価値観形成 学習内容の決定 権利の制約 いじめ:学校の責任 法的対応 給食制度 教育環境の改善 安全な学び場 児童の権利 心理的支援 教育の公平性と平等権:男女別学 男女別定員制 教育の平等 権利の保障 自由と規律 法的枠組み 学校の自治 教育政策の課題2025/03/16

ちもころ

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面白かった!やっぱりスクール弁護士を各学校に置いて、先生生徒ともに人権に配慮した教育環境を確立せねば、と思う。近頃の学校の先生って若い人でも、あんたいつの時代に生きてんの???と思ってしまうような頭の固い人が少なくない。忙しすぎて勉強する時間がないせいだと思うけど、先生なんだから少なくとも正しくないことは言わないでほしい。 著者の名前に引っかかって読書メーターの記録をたどってみると、なんと、センス悪っと思った子供向け憲法解説書の先生ではないか!見直しました。2025/04/12

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