内容説明
科学と哲学の未開拓領域が、ここにある。
物質の塊にすぎない脳に、なぜ意識が生じるのか? 「私」を機械に移す方法とは? データになっても「大往生」できるか? マインドアップローディングの実現を目指す脳科学者と「心の哲学」の第一人者が、意識という「究極の問い」に真正面から挑む対話録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
41
物質である脳の働きから、どうやって意識が生まれるのか。ひとつの方法は、物理法則としての世界ではそういう約束になっているとしてしまう方法。……なのだが、そう言われて問を避けても少しも腑に落ちない。対談する著者二人が言うように、これは答えがないのかもしれない。かなりページを費やして、記憶を機械に移し替える試みについて議論されているが、この場合機械に意識は芽生えるのか。というより意識があることをどう確かめるか。そこに行きつくまでにぶつかる問題がいくつもありそうだ。しかし現在、ここまで肉薄できていることも驚きだ。2025/11/16
ねこさん
9
思っていたより興味のない領域だった。残念。2025/07/04
holyberg
7
完全に理解したとは言えないけれどもう一度ゆっくり紙で読んでみたいと思う対談でした。アメリカのドラマでuplodeというのがまさにありましたね。あそこでいくつかまさに対談の中で出てきたような矛盾?状況もありました。この議論何に役に立つの?と言ったらおしまい。こういう対談(闘い)は本当に大事だと思う。AIが相当に進んできているのでますます重要な研究だと思うのでした。2025/12/09
teddy11015544
5
脳のPCへの移し替えなどAIの立場と、哲学的な立場からの意識と。難しいね。私は脳は入力から次の世界を予測し続けており、反応として出力する、そのフローが意識だと思っているのだが。2025/12/22
Oki
4
渡辺正峰さんの「僕が死が怖いのは、病気の末期の状態は苦しいだろうとか、妻子がどうなるだろうとかではなく、僕という存在が消滅することに対する恐怖です。」というのを見て、自分とは全く違うと感じた。個人的には、僕という存在が消滅することよりも、今現在、僕という存在が存在することの自体の方が数倍怖いような気がした。子供の頃は特にそうだった。2025/09/19




