内容説明
科学と哲学の未開拓領域が、ここにある。
物質の塊にすぎない脳に、なぜ意識が生じるのか? 「私」を機械に移す方法とは? データになっても「大往生」できるか? マインドアップローディングの実現を目指す脳科学者と「心の哲学」の第一人者が、意識という「究極の問い」に真正面から挑む対話録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこさん
8
思っていたより興味のない領域だった。残念。2025/07/04
7010R
4
「意識はどこからやってくるのか」という問いを哲学者と科学者が語り合う……のかと思ったら意識を機械にアップロードするマインドアップローディングの話題に終始していて、タイトルから期待したものと違った。マインドアップローディングに興味関心がある人向けの本のようだ2025/04/14
蘇我クラフト
2
意識とは何かを考える本かと思ったらマインドアップローディングという新技術でバイオ的身体を仮想空間にアップロードして永遠に生きるということを現実化したい著者とそれに対し疑問を投げかける哲学者の対談であり、非常にELSIを考える前衛的な本になっていたので不意打ちではあったが面白かった。でもこれをあと数十年で現実化したいと言う科学者の意見と倫理的問題とそれ以外が残るよねと言っている哲学者がかみ合っていないのではないか、そもそもその技術に欠陥がありすぎではないかと思ってしまったのでもう少しきちんと技術を知りたい2025/06/05
takucyan1103
1
【OS図書館 ★★★★】▽ この本は哲学者の私(信原)と神経科学者の渡辺さんが、意識について対話した記録です。意識とは何か、どのようにして生まれるのか、人間の意識は機械に移すことができるのか、などの問いに、それぞれの立場から答えを探っています。2025/08/05
カレーだいすき
1
意識とは何なのか。哲学者と科学者の対談で、自分にとっては少し難しいところもあったけれど、刺激的な話が多く面白かった。脳みそや心(意識)を機械にアップロードし、半永久的に生きながらえることができる時代が目前に来ている!しかし技術的に可能になっても、デジタル世界での倫理的・法的・社会的課題を整備しておかないとならないのか。そんな気軽な話ではないんだなあ。仕事忙しくて自分がもう一人欲しいとか日々考えるけれども、仮に自分を複製してもその同一性(違う経験をしたらもう同一人物じゃないのでは)は保たれないからもう2025/05/31
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