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内容説明
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街の小さな公園のベンチに、ひとびとを見守る、幸せなねこがいました。けれど、ねこはもうおばあさん。みんなにお別れをいう日が近づいてきました。たったひとつだけ、気がかりなことがありました。いつもひとりぼっちで、泣いている女の子のことです。ひとりのつらさを知っているねこは、星にいのりました。「どうか、そばにいさせてください」――。ねこを愛してやまない作家と画家が描き出す、時を超える優しい「ねこ」の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
171
村山 早紀は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、冬でも心温まるキャット・ファンタジーでした。みまもりねこは、心底優しい猫だにゃあ(=^・^=) このレビューは、「キラキラ星変奏曲」を聴きながら書きました♪ https://www.youtube.com/watch?v=nHIyccVV2es https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008489.html 【読メ😻猫部】2025/02/18
ぶんこ
50
久々に買って手元に置きたい本にめぐりあいました。公園に住む地域猫。公園に来る人たちから愛されて、星に願うことが無いほど幸せ。そこにひとりぼっちの小学生の女の子が現れ、淋しそうに泣いています。猫は寄り添うことしかできないけれど、寿命が尽きようとしていました。女の子を見守っていたい猫は、初めて星に願い事をします。どんな時でも猫が一緒にいてくれると信じられたら、そんな嬉しいことはありません。女の子も少しずつ明るくなり、赤ちゃんがうまれました。猫は星に2度目のお願い事をします。もう涙がこぼれます。家族になれたね。2025/05/29
さこぽん
39
村山早紀さん作の絵本。ひとの幸せを願うことはじぶんの幸せにも繋がるということを教えてくれる。じんわりとあたたかくなれる。2025/05/21
Yemi
36
公園に佇む猫。長く外にいるということは寂しさもあり辛いこともあり。そんな暮らしをしながら痛みを知る老猫となりたくさんの人に癒しを与える存在に。あの公園に行けばあの猫がいるから。涙が出る毎日を過ごす女の子と老猫との出会い。自分はひとりじゃない。だから寂しくはない。そんな温かい繋がりを経て願いが叶う。とても心が温まる絵本。2025/07/06
vivahorn
20
「みまもりねこ」今日届きました。久しぶりに絵本を読みました。公園にいるおばあさんねこの物語。実は私にも同じようなねこがいました。名前はゆきちゃん、同じおばあさんねこです。ゆきちゃんは地域ねこで、いつもは目の前の公園のベンチに座っていて、いろいろな人からお食事を戴いています。ある日、ゆきちゃんに向かって手をパンパンと拍手したら、こちらに足早に走ってきました。そして、エアコン室外機の上にちょこんと座りました・・・村山さんの絵本は、私のねこ待望生活に火を付けました。ねこ大好き!2025/02/20