内容説明
国産のシンセサイザーが登場した1970年代後半、冨田勲やYMOを始めとする革新的なミュージシャンがこぞって導入したシンセサイザーは、新しい楽器として認知され始めました。
当時、電子工作を趣味とする若者から絶大な支持を集めた月刊誌「初歩のラジオ」1977年1月号~1978年3月号において、連載「ミュージック・シンセサイザーの回路から製作・徹底ガイド」が掲載されます。同連載は、当時1000万円前後した製品と同等のものが自作できるアナログ・シンセの仕組みや原理が平易に解説され、その回路や製作についてとても丁寧に解説されているとして、楽器ファンや電子工作ファンのあいだで注目を集め、シンセサイザーの黎明期においてその発展にアマチュアでも追いつけるのだという大きな足跡を残しました。
本書は「初歩のラジオ」連載に、「いま作るとしたらこうするべき」というパーツ選びや回路上のテクニックを加筆し、現在に続くアナログシンセサイザーブームに対しても色あせることのない伝説の自作アナログシンセサイザーを蘇らせる一冊です。
目次
復刻+新たな情報による徹底ガイド
「ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド」全シリーズの復刻
「復刻」をベースにした新たなアナログ・シンセの製作詳解
もう1つの“山下シンセ”
当時の誌面より
目次
序説 いまふたたびアナログ・シンセの時代
第1章 アナログ・シンセとは?
第2章 VCO
第3章 キーボード
第4章 VCA
第5章 EG
第6章 VCF
第7章 LFO,NG
第8章 その他ユーティリティ・モジュール
第9章 音に空間効果を与えるモジュールとまとめ
Appendix
あとがき
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