内容説明
空白の祝祭が明けて新年を迎えたベリアルド領。シェリエルはディディエとセルジオとともに北部の森へ向けて旅をしていた。
魔法世界7年目にして初めて城を出ることとなったシェリエルだが、移動中は領民の反応に驚いたり、時たま姿を見せるユリウスから魔法の授業を受けたり、魔法陣の解析を行ったりと退屈しない時間を過ごす。
そうしてやってきたのはベリアルド領外の観光地。訪れた目的はシェリエルの誕生日祝いだったはずが――予想外の展開が待ち構えていた。
それにより国内の奴隷事情を知ったシェリエルは、何もできなかった過去を思い出すことに……。
その後、ひとりの奴隷志願者サラとの出会いをきっかけに、ベリアルド領内にあるクレイラという町に向かうシェリエルたち。
サラは“竜の守人”と呼ばれるクレイラ家の令嬢だったが、望まない政略結婚を強いられ逃げてきたらしく――?
【電子書籍限定書き下ろしSS】
「ダリアとベリアルド」収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有子
1
web版にどハマりし、そのまま書籍版も一気に読み終えました。かなり読みやすく調整されているし、会話やエピソードがちょこちょこ加筆されててとても良い。メインヒーローはユリウスなんだけど、最高にベリアルドなディディエお兄様がどんどん魅力的になっていって素晴らしい。純粋と呼ぶには偏執的な兄妹愛、よきかな。1巻が導入、2巻が1巻で張られたリヒト関連・未来の夢に出てきた「先生」関連の伏線回収という感じ。個人的には3巻のエピソードが物語全体に没入するきっかけだった気がするので、次もすごく楽しみ。その先も続け〜〜〜!2025/05/25
浮草
1
なろうサイトにて2025/04/14
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