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内容説明
「資源の最適配分」「社会のみんなが幸せに」を考えるのが経済学です。市場、貨幣、景気、資本主義、株式会社……経済の仕組みが分かると、世の中の仕組みが分かります。キホンの仕組みや考え方を身近な例から分かりやすく解説します。 【目次】はじめに/第1章 ものの値段はどう決まる?/第2章 「お金」はどうして価値がある?/第3章 「景気」が世界を動かす/第4章 人間が主人になろうとしたが――「社会主義」の失敗/第5章 資本主義も「社会主義」を取り入れた/第6章 資本主義が勝った?――「新自由主義」の誕生/第7章 「株式会社」って何だろう?/第8章 「社会のしくみ」は「経済のしくみ」/おわりに――買い物は「投票行動」だ
目次
はじめに/「市場の失敗」もある/経済学は「資源の最適配分」を考える学問/第1章 ものの値段はどう決まる? /コーヒー1杯2000円超える!/「需要と供給」で値段は決まる/人間が値段を決めるのはむずかしい/円とドルの関係も需要と供給/日本製商品が売れたから円高になった/日米の金利差で円安になった/求人と求職で給料の水準も決まる/労働組合は「過当競争」を防ぐ/「見えざる手」が経済を動かす/競争することで経済が効率化する/競争することでサービスが向上する/タクシー業界はサービスが悪かった/銀行員の給料はなぜ高かった?/銀行の仕事はすっかり様変わり/放送局の正社員の給料はなぜ高い?/電話料金は劇的に値下がりした/第2章 「お金」はどうして価値がある? /ただの「紙」がなぜお金なの?/私たちは「分業」で豊かになった/物々交換からお金が発明された/貝から金や銀に/金、銀からお札が生まれた/お札を発行する銀行が生まれた/金本位制でなくなった/銀行は大事な役目をする/銀行は「信用創造」をする/利子で経済が発展した/第3章 「景気」が世界を動かす/お金が生まれ、格差も生まれた/お金が自己増殖する/お金を増やすことが自己目的化することも/お金が景気循環を作り出す/インフレとデフレ/熱狂的なバブルが生まれる/お金が「商品」になる/「投資家」が世界で活躍?/お金に振り回される私たち/第4章 人間が主人になろうとしたが──「社会主義」の失敗/資本主義を批判したマルクス/社会主義国家が生まれた/国有企業なら問題ないと考えた/資源の無駄づかいが起きた/平等がやる気を失わせた/西ドイツと東ドイツの格差/中国は「社会主義市場経済」/第5章 資本主義も「社会主義」を取り入れた/資本主義の矛盾を改善した/「ケインズ経済学」を利用した/政府が借金する/誰が国債を買うのか/欠点を防ぐ規制も導入された/日本は「社会主義」だった? /第6章 資本主義が勝った?──「新自由主義」の誕生/「資本主義が勝った」?/イギリスの「ウィンブルドン化」/レーガン大統領の「小さな政府」/中曽根政権の民営化政策/「新自由主義」の時代へ/小泉政権も「新自由主義」だった/デパートやスーパーの営業時間も延長された/「グローバリゼーション」が広がった/ワーキングプアと呼ばれる人も/アメリカでも問題が/「産業の空洞化」でトランプ現象に/第7章 「株式会社」って何だろう? /市場経済を支える要のしくみ/大勢から資金を集める株式会社/リスク軽減の仕組みがある/船を建造し船長を雇ったのが始まり/間接金融ではなく、直接金融/株式市場が生まれた/「見えざる手」で株価は上下/会社は誰のものか?/株主総会が最高意思決定機関/株式上場で会社は「社会のもの」に/株式会社が売買される/新自由主義は株主重視/存在している会社には意味がある/第8章 「社会のしくみ」は「経済のしくみ」/「市場の失敗」をカバーするのが政府だ/治安維持も教育も政府の仕事/格差是正も政府の仕事/「所得の再配分」は税金の制度による/直接税か、間接税か/市場経済のうまい利用も/「公」と「私」のバランスを/おわりに──買い物は「投票行動」だ/もっと知りたい人のために
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