角川新書<br> 終末格差 健康寿命と資産運用の残酷な事実

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角川新書
終末格差 健康寿命と資産運用の残酷な事実

  • 著者名:野口悠紀雄【著者】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • KADOKAWA(2025/02発売)
  • いよいよ秋の気配!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~9/13)
  • ポイント 225pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040825236

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内容説明

日本の老後生活を巡る問題は、公的年金の信頼性、退職後の生活資金、介護や医療サービスの確保、医療技術の進展といった多岐にわたるテーマを抱えています。特に、老後の生活資金の大部分は公的年金で賄えるかどうかがポイントであるものの、政府が公表する年金の財政見通しでは、様々な将来見通しを公開しているが、非現実的な仮定を置くことによって、真の問題を覆い隠しています。

老後資金の必要額に関しては、2019年の「老後資金2000万円問題」以来、個人の貯蓄や投資の重要性が注目されていますが、本書では、株式投資や新NISAなどに頼るより、自己投資によるスキルアップがより効果的であると経済学者の野口悠紀雄氏は提言。また、団塊ジュニア世代は就職氷河期を経験し、雇用環境が厳しいなか、65歳時点で3000万円以上の資金が必要になる可能性も出てきています。

さらに、高齢者の医療保険や介護保険負担も増加しており、「所得」ではなく「資産」に基づく負担制度が必要だと野口氏は指摘。
重要なのは、若いうちからできうる限りの努力をして、老後の備えをしておくこと。また、老後のことについて、他人事ではなく、「自分事」として考えることです。
老後の暮らしや資金について考え直してみるのに最適な1冊です。

『終末格差』 もくじ
序章  広がる終末格差
第1章 老後資金としていくら必要か?
第2章 投資戦略で老後を守れるか?
第3章 団塊ジュニア世代がこれから直面する厳しい老後
第4章 公的年金は老後生活の支柱となるか?
第5章 介護保険は破綻しないか?
第6章 期待される医療技術の進歩 
第7章 高齢者の負担増が進む
第8章 終末格差を克服するのは、自分への投資

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

71
老後資金を作るため、NISAなどの投資については「確実に儲けられる方法はない」とし、ブームに乗った人たちに対して商売をした人たちが儲かる、とゴールドラッシュの時のジーンズやスコップ屋を引き合いに出しています。訪問介護では、人手が不足しているので外国人を積極的に入国させるべき、と言っており、この時点で「こりゃ、ダメだ」と感じました。結論は、「いつまでも働ける時代がきた」ですって。投資はあきらめろ、外国人は積極的に入れろ、お前も死ぬまで働け、ということでしょうか。身も蓋もありません。2025/11/04

けぴ

29
かつて整理整頓方法で有名な作者。今回は様々なテーマに渡って考えを披露。投資については手数料を稼ぎたい証券会社に注意。利率の改善した国債や貯蓄も悪くない。特に高齢になればリスクは避けるべき。公的年金問題については今回受給者が2割ほど増加して支払者は1割ほど減る。70歳受給開始となる可能性を指摘。介護保険も破綻気味。当初と比較して3倍ほどの費用になっている。働くほど介護保険料や利用時の支払は高額になる矛盾も指摘。最終的には生き抜くには自己当初を。繰り返しの内容も多々ありながら、まだまだお元気な野口さんでした。2026/09/09

ふくとみん

21
理系出身で経済学者より理論的な文章。介護制度についての説明もわかりやすかった。終末に向けて今からできることは少ない。自分の状態をその都度この本で認識していくだけだと思った。2026/08/13

まゆまゆ

11
日本の社会保障制度が疲弊し、終末期においても個人間の格差が目立つようになった現代社会において、個人でできることをして備えを行う必要性を説く内容。年老いた親の面倒を子が見るのも最早少数派。年金も介護も現状の制度内容では全く安心できず、結局は広く負担を求められることになる。そうなる前に資産運用や自己投資など自分でできることをできるだけやって備えよう、と。2025/04/01

カツ丼

5
介護保険や年金、NISAなど経済的に苦しい未来ばかりで萎える。それでいて、年金財政のため金融資産への課税などを提案している。それならば、最悪、介護保険や年金は受け取らないで死んでしまう人も多いので解決策も提案してもらいたい。2026/03/30

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