中高年の発達障害: 二次障害をいきのびるための処方箋

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中高年の発達障害: 二次障害をいきのびるための処方箋

  • ISBN:9784768459560

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内容説明

50 代で発達障害の診断を受けた著者による手記。発達障害の二次障害である慢性うつ病、自分自身・とりまく環境などに折り合いをつける実践的手法が満載。中高年世代の発達障害者が葛藤を乗り越え「いきのびる」ためのリアルな処方箋。

【主な目次】

第一章 発達障害とは
第二章 自らを知る
第三章 とりまく環境を知る
第四章 「自分自身」と折り合いをつける
第五章 「他者」や「とりまく環境」と折り合いをつける
第六章 うつ病と遅発性ジスキネジア
第七章 還暦すぎて「行路難」

※各章末に、「いきのびる」ための読書ガイド付!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

中玉ケビン砂糖

126
【感想というより】壮年以上で心当たりのある方は、うつ(に伴う生活障害)・統合失調症・発達障害(グレーゾーン含む)の関連書を渉猟する前にまずこの本を手元に置いてみてください。世の中に溢れているその手の本は「専門家の研究課題」あるいは「何とかうまく付き合えるようになったAtoZ」系のものが大多数ですが、著者の方は当事者かつ「今も課題と向き合っている最中」です。少なくともこのジャンルを読んできた中では最もリアル・深刻、そして切実な著の一つ。要旨は「発達障害の特性による二次障害」に踏み込んでいます。2024/04/06

くくの

11
うつ病に苦しみ、五十代になって発達障害と分かり、うつは発達障害の二次障害だったことが判明する。そんな著者の体験記録とそこから得られた知見や考えを述べる。他の人がどうなのか分からないが、ここに書かれていることは発達障害とか関係なく大変な状況じゃないのかなって思った。制御できない部分が多いとか共感性が低いとか言われるけど、それも学習と習慣で改善可能なものみたいだし、教えてくれる人や失敗を多くして改善を繰り返すしかないのでは?って思った。とはいえ、何を言っても発達障害のせいなりそうな部分もあり、コメントに困る。2025/08/03

ひつまぶし

4
著者が自覚するに至った発達障害の特性、周囲との齟齬、そして実際どんな経験をしたのかという事例がふんだんに詰め込まれている。障害者雇用の現場の苦労話は興味深かった。しかし、発達障害の全体像はよく分からなかった。いろんな本に目を通していて、参考文献を手がかりに自分の経験を整理していくスタイルはブックガイドにはなるけど、一般化できるのかと疑問にも思う。あくまで著者個人の経験談の一つにとどまる印象だった。むしろ、社会全体の制度の見直しのために、発達障害をきっかけに失敗談を失敗談として語れるジャンルができたのかも。2024/03/25

ひつまぶし

3
花風社の本を何冊か読んだ上で、グレーゾーンについて気になったので再読。著者もやはり、テンプル・グランディンやグニラ・ガーランドの著書は極端で、自分のことだとはとても思えなかったと述べている。しかし、極端な事例を理解した上で改めて考えないとグレーゾーンは見えてこないように思う。ポイントとしては脳の機能であり、身体にも感情や思考に現れるものとして構造的に解明する視点が必要なのではないか。「そんなこと誰にでもある」「個性だ」と言われてしまえば、確かに反論が難しい。でも構造的には全く異なることを示す必要がある。2024/11/07

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