内容説明
七十歳からの挑戦──人生の先で見つけた、もう一つの“頂”
世の中、真似るのが難しい洗練された、独創的な、奥深い俳句の天下である。しかし考えてみれば、江戸中期から明治の俳句最盛期と現代を比較すれば、ずいぶん環境が変わった。我々は人工物に取り囲まれている。詩情溢れた環境は探さねば、ない。そこに本物の俳句は生まれるのだろうか?
そう思いながら私はこの作品を書き上げた。一種の開き直りかもしれないけど。
(本文より)
目次
はじめに
本書の読み方
序句
第一部 名山で俳句ing
第二部 徒然なるままに
解説編
第一部
第二部
おわりに