内容説明
漫画『課長 島耕作』の連載スタートから36年。部長、取締役、社長、会長と出世してきた島耕作も、相談役に退いた。日本のサラリーマンの象徴も、今や70代。まだ先は長いとはいえ「死」が頭をよぎるのも、また現実。さて、いかにして人生をまっとうするか。肩書き抜きに「死ぬまで上機嫌」がいちばんいい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
82
全く同世代でもないし、作品にドはまりもしていないが、漫画の人間交差点を登録すると、著者グラフの1位になっちゃって。私は、島耕作的に対しては、なんとも思っておりません!強調すると、余計に変ですね。ご夫妻どちらも大好きではないが、作品には触れているし、とにかくうまいなぁ、と毎回感じます。タイムリーで的確。ニーズに応える。多分、自分達は別世界だろうに、目線が購買者層からまるでずれない。すごいことです。死ぬまで上機嫌でいたい、健やかに、迷惑かけず。それがままならないから、読んでしまいますね。2021/01/21
aloha0307
25
あの傑作漫画;課長島耕作 黄昏流星群などの著者 弘兼さんが、老後の生活をいかに豊かなものにするかの工夫と、死への準備 をテーマに掘り下げて爽やかに語ります。確かに、人生というマラソンでは誰もがそのゴールを予期することはできませんね(だからこそ面白い と弘兼さん)。老いる程にとにかく謙虚な姿勢の大切さが伺えます。 己は奥さん👩に依存過多と強く反省 一人暮らしを”妄想”してみる必要ありです^^; 2021/05/16
tetsubun1000mg
15
73歳になる今も現役で作家活動をされているだけに説得力がある。 漫画家になるという目標をもって努力を続けた事と、オリジナルな題材を追及された結果かなと思った。 これから高齢者がどういうふうに暮らすのがおすすめかが書かれている。 決して押し付けではなく「その日までいつもニコニコ従わず」は参考になる言葉。 いつも上機嫌でいられたらいいな。2021/01/18
オカピー
6
弘兼さんは、漫画も好きですが、書籍も楽しく読ませていただいている作家さんです。特に、年齢を重ねていく過程で、書かれているシリーズ?「50歳○○」「60歳○○」「70歳○○」こんなの、いっぱい出ています。年齢がちょうど10歳上の方なので、この年齢になったら・・・と未来予測しながら読んでいます。元気になる、笑顔になるタイトルにひかれると直ぐに買っちゃいます。直感!!2023/10/28
にゃおにゃお
3
理路整然。わかりやすい。とてもためになりました。 いろいろ自分の人生に考える年になってきたらおすすめです。2021/12/01