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内容説明
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「少し前の私に、どうしても必要な物語でした」男の子が寝ていると、大事にしていたロボットが話しかけます。「やあ、おはよう。突然で申し訳ないんだけど、ボク、もしものせかいに行くことになりました」。「もしものせかい」を持つすべての人へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
151
ヨシタケシンスケは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。本書二部作を、旧作だとばかり思っていたら、読み逃していた新作(但し、2020年の作品の再刊行)でした。まずは、「もしものせかい」、 誰もが1度はイメージする世界を、ヨシタケシンスケ・ワールドで構成した感じです。 https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008490.html2025/03/14
とよぽん
56
そうね。そんなふうにこの世をとらえるのか。これはヨシタケシンスケさんの哲学を見せてくれたすごい絵本だと思う。「もしものせかい」に行ったら「いつものせかい」にはもどってこない。でも、大丈夫。場所が変わるだけのこと。少し不安な気持ちになってきたところで、ラストは包み込むような心地よさに着地。プロローグとエピローグに相当する部分の構想が素晴らしい!(哲学へのハードルを随分低くしている)2025/04/18
けんとまん1007
51
もしも・・・もし、別のことを選んでいたら・・・と、思うことがないこともない。そう、そんな世界を自分の中に持つことも、とても大切だよなあ~。2025/08/03
Roko
30
もしものせかいって、あるのかな? もしも、あっちを選んでいたらという世界へ行けるとしたら、行ったほうがいいのかな、行かない方がいいのかな? あっちへ行ったとしても、そこで満足できるのかな? 元のせかいの方がマシって思うかもしれないし、もっと別のせかいに行けたらって思うかもしれない。 あの時の自分に向かって、教えてあげたいことがいっぱいある。「そっちじゃないよ」とか「黙ってちゃダメ」とかね。 でも、あの時にそうしなかったからこそ、今の自分がいるんだって思うこともある。 2025/06/17
とある内科医
19
図書館より。著者らしくいつもの通り、こりゃあ哲学書。2025/05/10




