なぜ日本人は神社で祈るのか

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なぜ日本人は神社で祈るのか

  • 著者名:島田裕巳
  • 価格 ¥1,199(本体¥1,090)
  • マイナビ出版(2025/01発売)
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  • ISBN:9784839987763

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内容説明

神社とは一体何なのでしょうか?

神社が日本特有のもので、他の宗教にはないものだとすると、神社を見ていくことによって、日本人とはどういう存在なのかもわかってきます。
私たちが日常の暮らしのなかで、さまざまにかかわる神社がいったいどういうものなのか。
私たちはなぜ神社で祈るのか。それを考えることが、この本の目的です。
本書を通して、神社にはどういう魅力があるのか認識していただければ幸いです。



第1章 日本人が祈ってきた神社
第2章 祈りの対象としての日本の神々
第3章 祈りは神との出会い
第4章 神社の歴史
第5章 お寺と深く結びついた神社
第6章 なぜ日本人は神社で祈るのか

1953年東京生まれ。作家、宗教学者。76 年東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。84 年同博士課程修了(宗教学専攻)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、東京通信大学非常勤講師。著書に『帝国と宗教』『「日本人の神」入門』(講談社現代新書)、『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)、『なぜキリスト教は世界を席巻できたのか』(扶桑社新書)、『[増補版]神道はなぜ教えがないのか』(育鵬社)、『教養として学んでおきたい仏教』『教養として学んでおきたい神社』『教養として学んでおきたい古事記・日本書紀』『宗教戦争で世界を読む』(マイナビ新書)などがある。

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目次

第1章 日本人が祈ってきた神社
第2章 祈りの対象としての日本の神々
第3章 祈りは神との出会い
第4章 神社の歴史
第5章 お寺と深く結びついた神社
第6章 なぜ日本人は神社で祈るのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

38
「神社とはいったいどういうものでしょうか?」 冒頭のこの一文から始まる日本の神社の歴史を遡っていく物語です 「ない」宗教である神道が、どうやって社殿を持ち、国の庇護を受けるモノになっていったのか 古代から近世までの歴史を足早ですが、判りやすく述べられています。 2025/03/30

Hatann

8
日本人がなぜ神社で祈るのかを素描する。古来日本人は自然の中に神を見出してきたが、神は祟るものとして捉えられ、祟るからこそ祀って鎮めなくてはならなかった。宗教は鎮護国家的なところから始まり、権力者により祈る場所が造られる。施設があることで庶民も恩恵を被り、各種のご利益信仰にもつながった。日本人が無宗教と答えることは、仏教と神道とを択一的に選択できないことに由来するとも指摘する。仏教は「ある宗教」であり、神道は「ない宗教」であったので、対立や衝突することがなく、むしろ相互補完的だったという説明にもなるほど。2025/03/01

Go Extreme

2
古代神社と祭祀: 大神神社 三輪山 磐座信仰 伏見稲荷大社 千本鳥居 祭祀の歴史 古代の祭祀 鳥居の由来 神社と仏教の関係: 神仏習合 神宮寺 明治の神仏分離 法隆寺 仏教と神道 平安時代の信仰 神道の変遷: 明治神宮 天皇と神道 内苑と外苑 政治と宗教 近代の神社 国家神道 神社の構造と役割: 本殿の有無 拝殿の発展 祭りと信仰 ご利益信仰 社殿の構造 参拝作法 信仰の多様性: 一神教と多神教 七福神信仰 御朱印文化 商業と信仰 漁業と神々 社会との結びつき: 神社と地域社会 旅行と神社巡り 2025/02/22

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