竹書房怪談文庫<br> 怪談七変幻

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竹書房怪談文庫
怪談七変幻

  • ISBN:9784801939974

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内容説明

戦慄を紡ぐ七人競作集

「あの子たち、どんな死に方をしたんでしょう」
学校に現れる異形の怪異たち

七人の怪談巧者たちが魅せる七色の恐怖!


ベテランから新進気鋭までクセありな七名が集結、その奇妙奇天烈な味わいを堪能する新たなシリーズが登場。
・解体作業の現場で出てきた物は…「仏に非ず」(クダマツヒロシ)
・中年男にいつも妙なことを言われ…「ハトのことなら大丈夫」(黒史郎)
・無人販売所に並べられていたものを見て驚愕「生首とパイナップル」(蛙坂須美)
・夜中に起きた幼い息子の異変「三月二十日」(丸山政也)
・歴史資料館で石器を見てから感じる何者かの気配「共に闇を駆ける」(雨宮淳司)
・初めて入った店なのになぜ…「常連」(鷲羽大介)
・葬儀から始まった一連の怪異「祖母の振袖」(神沼三平太)など全44話収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

52
実話怪談集。七人の著者によるアンソロジーとなっている。故に七変幻かあ。多くの著者によるアンソロジーを読む楽しみは、それぞれの持ち味を楽しめる事だと思う。その意味では本書はそれが存分に楽しめる一冊となっている。一番期待してた雨宮さんは完全に小説になってたけど…。同じく期待して読み始めた黒史郎、丸山の両氏は期待以上。どことなくノスタルジアを感じさせる黒氏に対して、異邦で起きた馴染みのない怪異を紡ぐ丸山氏の対比がアンソロジーとして効果的に作用してるなあ。もちろん他の方も十分以上に読み応えがありました。2025/03/01

eyemu

11
美容室で読んだ。 木とか土地とかの話が面白い。 万物に神々が宿る国に住むから、やはりそういうのを大切にしていきたい。 怪談って、そういうのを思い出させるためのツール。2025/05/29

澤水月

8
個性あふれるアンソロ。鷲羽さん、1本目から語り手の描写イイなあ。丸山さんの外国物も日本の常識と違う彼岸の様が見えいつも面白い 読了2/62025/02/12

XX

6
初読みの方もいたが、どの書き手のものも必ずひとつは印象的な話があり面白かった。特に大好きな神沼三平太は外れがなく満足度が高い。以前は単著は背筋が凍るほど怖いけれどアンソロは抑えた話が多いと思っていたが、最近はどちらももれなく怖い感じになってきた。2025/04/06

みかん猫

4
実話怪談のアンソロ集(というのか知らんけど) 著者によって作風が違って、小説??みたいなのもあった。テーマが統一されてなくてバラバラな印象。 神沼三平太先生のはさすがに怖かった…2025/02/17

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