内容説明
おしゃべりで皮肉屋で奇態、屍人探偵・烏丸白檀、参上!
看護学校からの帰りの通学路で交通事故に遭い、意識を失った主人公・藍原剛力。目覚めたときには、体の機能が停止した“屍人”となっていた。“屍人”から人間に戻る方法は、自らを殺めた犯人を糾弾することのみ。探偵の烏丸白檀とともに犯人を探る藍原が突きつけられた“悪意”とは……!? 不意に死が訪れた人間たち自らの死の真相を明らかにするため、烏丸とともに彷徨する連作短編ミステリー。
第一話 炎と水死体
第二話 そこにない家
第三話 早すぎた埋葬
◆著者
木犀あこ(もくせい・あこ)
1983年徳島県生まれ。奈良女子大学文学部卒。
2017年『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』で第24回日本ホラー小説大賞優秀賞を受賞しデビュー。
◆イラスト
TAKOLEGS(タコレグス)
目次
第一話 炎と水死体
第二話 そこにない家
第三話 早すぎた埋葬
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糸巻
25
初めて読む作家さん。どんな探偵だろう?とタイトルに惹かれて手に取った。何者かに殺害された人間が〝屍人〟となって復活する。そして自分を殺した犯人を憎み・糾弾することによって再び〝人間〟として生きることが出来るというトンデモ設定。屍人探偵・烏丸白檀は己も屍人であるが、屍人となってしまった人たちをサポートし犯人捜しをする探偵。3話収録。何故自分は殺されたのかを知るのは辛い。信頼していた人に裏切られた気持ちは憎しみに変えられるのか。屍人からの再生は救いがあって明るいが、烏丸の状況が切ないし、実はとても優しい。2025/10/30
栗山いなり
8
生者と死人の境目にいる『屍人』になった人々と同じく『屍人』の探偵が導くミステリー小説。ダークな世界観の中に込められたエンタメ性が意外と悪くなく、ミステリーとしても楽しめた、今月のダークホース枠と言える作品だった2025/02/16
青
4
★★★★☆3.52025/02/25
はじめ
1
正直、探偵のキャラが鬱陶しいなーと感じて、最初はなかなかのめり込めなかったんだけど、読んでいくうちに屍人の設定が面白くて止まらなくなり、最後まで読むと、まあ探偵がちょっと変わった人になるのもやむを得ないか…と納得というか切ない感じになった。主人公の存在が少しでも探偵の救いになればいいんだけど、二人はどういう終わりを迎えるのか気になる。2026/01/25
江空 琴音
0
表紙買い 読了 まいなびファン文庫の名の通りのライトで楽しい読書でした。2025/10/09




