内容説明
赴任先は「毛穴が存在しない未来」だった。光速進化のコスメ、肌を磨き上げる黄金ルーティン、世界一の美容整形ビジネス――たちまち美容沼にはまり、自分を“改善”していく著者。さらに医師や元アイドル、コスメブランド創業者へと取材を広げた先に辿り着いたのは――。体験と考察が融合した、ユニークな「美の帝国」滞在レポート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ズー
17
軽く読める美容系の本かなと思ったら全然違った!いい意味で!もちろん韓国の美容のあれこれも知れたんだけど、韓国の極端な美の価値観、フェミニスト的視点など、かなり分析していた。他の国のこと言えたもんじゃないけど、韓国って想像以上に過酷で生きづらいなんてもんじゃない。信じられない社会の中でやっている。そりゃ自殺率などなどNo. 1だわ…。みんな似たような顔になって。でも韓国ってそれでも国を変える力はすごいと思ってる。偏った美的価値観も変えられたらいいのに。でもだからこそKビューティー商品もいい物ができたわけで2025/07/17
ののまる
11
すごい面白かった! 韓国の美容界や整形がこんなことになってしまっているなんて。もう果てしない人間の欲望とルッキズムに追いつめられる行きづらい社会(ただし都会の若者層だけかと思うが)。2025/05/15
naobana2
8
韓国美容や韓国の価値観あれこれ。 韓国のアイドルはケア大変そうだなぁと思いますが、美への執念なんだな。2025/11/03
まこ
7
韓国社会における完璧な美を追求するため、韓国国内では美容整形や化粧の産業が発展。これは国策なのか。理想の美を誰かが押し付けて多くの人が押し付け通りになってるかもしれない。著者が実際にプチ整形やってみて違和感感じたのが共感できた。2025/11/16
はるじん♪
5
可愛らしいカバーとタイトルにすっかり騙された感じ。美しくなりたい、はいいけれど、美しくなければならない、はキツいな。子どもの時からどころか、赤ちゃんの時からエステは当たり前の韓国。韓国でなら格安でプチエステができることは知っているけれど、ちょっとシートマスクを使うというのとは、レベルが違いすぎる。どこへ向かっているのか、恐ろしい。2025/08/28




