- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
1本の線を書くだけで、伝えたい思いが見えてくる!
◎“簡単”だけど“効果の高い”裁判所書記官のメモの秘密
「いい案を思いついているはずなのに、会議で思ったように話せない」
「読書やセミナーでせっかく学んだのに、その内容を説明できない」
「会話でもやっとしても、すぐ言語化できずそのままになってしまう」
「いろんな思いも考えもあるのに、言葉にできない!」
そんなときは、きっと「事実」や「他人の意見」と、「自分の思いや考え」が、頭の中でこんがらがっています。
それを「1本の線」だけで整理するのが、本書のメソッドです。
◎シンプルなのに「会議」「企画・アイデア」「知識の習得」すべてに使える!
法廷に立ち会う多くの裁判所書記官は、メモの真ん中に1本の線を引いて、紙を左右に分けて使います。
本書はそのメソッドを応用し、左に事実や他人の意見、右にそのときの自分の感情や考えなどを書き入れることで、「伝えたい思い」や「あいまいだったアイデア」が明確になり、発言もしやすくなります。
「うまく言葉にできない」「どうまとめて話せばいいのかわからない」という方に、ぜひご一読いただきたい内容です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
20
1本の線を書くだけで、伝えたい思いが見えてくる。簡単だけど効果の高い裁判所書記官のメモの秘密を紹介した1冊。分かりづらい時には事実や他人の意見、自分の思いや考えが頭の中でこんがらがっているからで、それを1本の線を書くことで整理していくメソッドを紹介していて、1本線を引いてメモをすると何がいいのか、言語化するためにどう整理すればいいのか、学んだことを言語化して理解する方法や、自分の考えや気持ちをまとめる方法、伝わる言葉にする技術など、単純だけれど効果的な方法が紹介されていて、気軽に試せるのが良かったですね。2025/03/09
しん
17
ノートの真ん中に縦に1本の線を書く。左側には、事実や他の人の意見を書き、右側に自分の考えや思いを書く。それによって、自分の言葉で語ることができるようになるという本です。会議の事前準備や会議中のメモ、セミナーで学びを言葉にするメモ、プレゼン原稿を作るためのメモ、問題解決のメモ、いろいろ紹介されている。全て基本は同じで、ノートの真ん中に1本の線を書くこと。左右の役割は目的によって少しずつ異なる。ぜひ実践してみたいと思った。2025/07/24
Yuko
4
裁判所書記官の情報整理メソッドから生まれた”スピード思考整理術”と副題にあり、著者の仕事や経験から習得したメソッドがわかりやすく説明されており説得力もあった。 事実や他人の意見と、自分の感情や感想を一本線で分けることで、頭のなかがすっきり整理される! 会議の目的を忘れず、思ったことや、疑問点、考えていることが明確になれば、その場で言葉にできる術! いつもその場ですぐに言葉にならなくてしどろもどろしてしまう自分にぴったりの方法かも! 実践してみよう! 2025/03/22
鰍メバル
3
メモを後で見返すとまったくもって何を思って取ったメモなのかがわからない。 誰の発言なのか、自分が思ったことなのかすら思い出せない。 レコーディングにもなっていないし、ましてや頭のなかで考えたことも書き出せていない。 メモの大切さが理解出来てきたからこそ、メモが思ったように書けない自分には相応しかった本。単純だからこそ真似してみようと思った。著者はメモを取るプロだったと言えるだろう。2025/03/13
Mistral_K
3
本書は、考えを素早く整理し、的確に言葉にするためのメモ術を紹介する一冊である。著者は、「メモ=記録」ではなく、「思考を可視化し、瞬時に言語化するツール」として活用する方法を提案する。 具体的なフレームワークや実践的なトレーニングが豊富に盛り込まれており、会議やプレゼン、日常の思考整理にすぐ役立つ内容となっている。言いたいことを端的に伝えたい人や、情報を効率よくまとめたい人におすすめの一冊。 1本線というシンプルなフォーマットであるため、気軽に試せるのがいい。2025/02/15