岩波ジュニアスタートブックス<br> 分身ロボットとのつきあい方

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岩波ジュニアスタートブックス
分身ロボットとのつきあい方

  • 著者名:江間有沙【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 岩波書店(2025/01発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000272605

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内容説明

分身ロボットを遠隔操作して別な場所にいる相手とコミュニケーションをとることができます.操作するのは障がいや病気など様々な理由で外出できない人たち.不登校などの子もいます.分身ロボットOriHimeを使って働いている人にインタビューをして分身ロボットの可能性と,そして未来の社会を考えていきます.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

目次

この本の内容
はじめに
分身ロボットを知っていますか?
小学生,OriHimeに初めて出会う
人と機械の関係性について考える研究
第1章 分身ロボットを何のために使うのか
分身ロボットの特徴
動き回るロボット
複数人で一台のロボットを動かす
忙しい現代社会
「無理をしない」という掟
技術を何のために使うのか
第2章 分身ロボットのパイロットになる
OriHimeパイロットさんってどんな人たち?
OriHimeパイロットさんの紹介
分身ロボットを使って働くことで生じた変化
分身ロボットを使った接客ってどんな感じ?
生身の自分と分身ロボットの自分の使い分け
だれもが分身ロボットを使える社会へ
第3章 分身ロボットを通して考える社会
分身ロボットとめざす社会
分身ロボットが直面する課題
「カフェ」としての今後の方向性
人とロボットの境界線
おわりに
自分もパイロットになってみて
分身ロボットがあれば他の支援はいらない?
技術に依存しないことの重要性
あたりまえに気づくことと,その仕組み
もっと知るために
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Inzaghico (Etsuko Oshita)

5
分身ロボットの先駆けであるOriHimeロボットは、さまざまな事情で外出が困難な人(パイロット)が遠隔操作する。このロボットは実際に東京・日本橋のカフェで接客も担当している。特別支援学校に通う生徒がパイロットを1日体験することもある。今まで、このような生徒の選択肢は工場などの単純作業が多かったが、接客という選択肢が増えたわけだ。 AIやテクノロジーというのは、こういう使い方をするためにあるのだと思う一方で、このロボットを使うハードルはまだまだ高い。コスト面、環境面、心理的な面で課題は山積だ。2024/12/29

takao

0
ふむ2025/07/22

読書家さん#Ov47TP

0
分身ロボットの使用、利用、使用感、課題などの本。身体に障害がある人たちのリアルな声が勉強になる。「彼らは自分達の先輩である」という考え方は成程と思った。健常者であっても歳を重ねるにつれ、身体は不自由になっていく。身体が思うように動かせなくなり、困難に立ち向かうことに関しては彼らは先輩なのだとか。 終わりの方に、分身ロボットの動画や操作している方々のアカウントの案内ページにアクセスできるQRコードが載っている。動画をみると文章とはまた違ったインパクトがあるのでこちらも見ていただきたい。2025/04/20

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