おにんぢゃ おかしじごくを めぐる

著者名：富樫一望/藤田純平

学研（2025/01発売）

• ISBN：9784052060854

内容説明

お話の主人公は鬼で忍者の「おにんぢゃ」。
家族でいろいろな地獄を旅します。
今日やってきたのは、世にもすてきな「おかしじごく」。

中に入るなり、かわいくておいしそうなお菓子の世界に子どものおにんぢゃは大喜びです。
早速大きなショートケーキにかぶりつこうと駆け寄ると、なんとそれはケーキ鬼！
大きな口を開けておにんぢゃを飲み込もうとしますが・・・！？
危機一髪逃げ切ったおにんぢゃでしたが、今度はなんと迷子になってしまい・・・。

おにんぢゃを食べようとしているお菓子鬼から逃げぬいて、おにんぢゃは大好きなぱぱんぢゃとままんぢゃに会えるのでしょうか？
かわいくてちょっとだけ怖い？へんてこ地獄の世界へようこそ！
わくわくどきどき大笑いが大爆発の愉快な1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

広義の節分本の新作です。富樫一望,藤田純平、初読です。 かわいい鬼のキャラクター「おにんぢゃ」は、人気が出そうです👹👹👹 https://gkp-koushiki.gakken.jp/2024/12/23/80234/

2025/01/16

[たくさん]

おにんぢゃの陽気な懲りない失敗続きのかわいらしさにいつでも父母を頼る忍者らしからぬ感じ。お菓子の魅力がよくわかるおいしそうな絵。わかりやすい誘惑に引っかかるのは素養がないような気もするが全編楽しくていい感じですね。

2025/04/24

[遠い日]

冨樫一望さんのイラストが目に焼き付きます。鬼の忍者の子、おにんぢゃのお菓子地獄巡り。なかなか地獄は厳しいです。お菓子と思って釣られれば、たちまちどれも鬼のお菓子に変身して食べられそうになるおにんぢゃ。ドタバタとテンポよく進むので楽しい。

2025/03/01