内容説明
イケイケの80年代にボン・ジョヴィ、マドンナを呼び、バブル期に電通や大手企業と渡り合い成功公演を実現させ続けた男の芸能裏面史!
フレディ・マーキュリーから最期に愛され、マドンナ、ボン・ジョヴィを発掘し、韓流ブームを予見する――。
ゼニと夢のエンタメ興行のほんとうの話がここにある!
マドンナ/ボン・ジョヴィ/クイーン/クワイエット・ライオット/ボブ・ジェームス/
スティング/オスカー・ピーターソン/ロリン・マゼールとフランス国立管弦楽団/
ビリー・ジョエル/ローリング・ストーンズ/ホイットニー・ヒューストン/
サイモン&ガーファンクル/トロカデロ・デ・モンテカルロ/グランディーバ/
JYJ/カウフマン/グリゴーロ/フローレス
(「序章 開演のご挨拶」より)
本書に記すのは、僕が50年にわたって内外のアーティストと関わってきた「呼び屋」としての
個人史であると同時に、日本の音楽史でもあります。ここには誰もが知っている、綺羅星のように
輝いた著名なアーティストたちが多数登場します。
さあ、開演です。興味を持って、最後までお読みいただけましたら幸甚です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsubun1000mg
9
マドンナ、スティングというスーパースターを招聘というタイトルに引かれて選ぶ。 80年~90年代の洋楽ブームの頃に呼び屋として活躍していた方の自伝。 元々は水戸市でレコード屋を興して支店を広げていた当時に吉田拓郎、井上陽水などフォークシンガーを呼んでコンサートを企画していたそう。 記憶力が良いのか、当時のギャラや足代、エピソードなども記されている。 マドンナやスティングの売れ始めの時期に目をつけてコンサートやCMを企画するなど「ここまで書いていいの?」という舞台裏も書かれており初めて知ることばかりで面白い。2025/05/22
nobu23
8
マドンナやスティングといった有名外タレや、クラシック系の大御所など様々な公演を実現した著者によるこれまでの仕事を振り返るエッセイ。 色々なアクシデントやミュージシャンのわがままに苦労した内容も書かれていて面白かった。 ウドーなどの有名興業会社と個人のツテや名前で渡り合っていて凄い。 昔の内容が多めだがKPOPなど比較的最近のものもある。2025/05/06
gogo
3
80~90年代の洋楽全盛期に招聘プロモーターとして活躍した著者の一代記。 今はもう少しまともになったのかもしれませんが、やはりエンタメ業界というのは水商売なのだなと痛感しました。 書けない事もたくさんあったのでしょう。 クイーンのクダリでは笑わせて貰いました。2025/05/05