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内容説明
長らく停滞を続けていた銀行に転機が訪れている。悲願の金利上昇が目前に迫り、投資家の注目も集まってきた。構造不況を克服できるか、土壇場を迎えた銀行が見据えるものは? みずほの住宅ローン「削減」の真意のほか、3メガバンクの新戦略をトップインタビューと併せて描き、神奈川、長野、青森など地銀の県内再編に見る地殻変動をルポした。割安な銀行株を狙う投資家の正体や、厳罰が下った地銀の「仕組み債」販売にも迫り、逆襲へ動き出す銀行を追う。
本誌は『週刊東洋経済』2023年7月15日号掲載の32ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
目次
銀行は4つの転機をモノにできるか?
銀行の悲願 「金利上昇」の皮算用
みずほ住宅ローン「削減」の真意
INTERVIEW 「日本背負う中堅企業を支える」(みずほFG・木原正裕)
INTERVIEW 「預金が儲かる商品になる」(三井住友FG・太田 純)
INTERVIEW 「1兆円を稼ぐ体制はできた」(三菱UFJ FG・亀澤宏規)
SBI新生銀行 乾坤一擲の非上場化
住信SBI・楽天 ネット銀行の快進撃
LINE経済圏 銀行も証券も挫折
初任給アップ狂騒曲の実像
銀行がすがる「出戻り組」
【ルポ】地銀県内再編の地殻変動
北国FHD 根回しなしに深まる疑念
地銀が欲するメインの座
セゾン・スルガ提携 神経とがらす金融庁
地銀の「仕組み債」販売に厳罰
有価証券評価損は終わらない
東証が警告 尻に火がついた株価対策
銀行「ROE」基準乱立の混沌
銀行株を狙う投資家の正体