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内容説明
人の心に残る文章に必要なのは、論理でも語彙でもわかりやすさでもなく「いい音がするかどうか」です。小説・エッセイ・詩・教科書・歌詞・絵本・キャッチコピー・SNS・テレビCMなどリズミカルな名文から「言葉のビート」を身につける。元「チャットモンチー」ドラマーの作家が教える、自分の感性を爆発させる書き方。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
60
いい音がする・・というのは、なるほど~と思うし、わが意を得たりというところ。音というのを、リズムという言葉に置き換えてもいい。それは、単に読みやすとかというのとは、少し違う。何故が、読みながらも余韻があるとでもいえばいいのかな。そこにあるのは、やはり、文字としての文章である。見た瞬間の眼に焼き付くことでもある。2025/06/25
k sato
36
文字は単なる記号ではない。その組み合わせは意味だけでなく、音やリズムも奏でている。作家・作詞家・ドラマーである筆者ならではの感性に陶酔せずにはいられない。七・五調や八・五調の美しい音律は数々の名作を紡いできた。祇園精舎の鐘の声。走れメロス。おむすびころりん。上を向いて歩こう。たしかに、声に出さずにはいられない。詩歌・小説・エッセイのリズムは、論文や報告書とは違っていい。作文が苦手な私には、筆者の言葉が励みになる。文章を書くことは決断の連続。いい音がする文章を生みだすために、言葉選びに磨きをかけていきたい。2025/07/26
aloha0307
19
元「チャットモンチー」(私が知らなかったロックバンド)ドラマーの作家:高橋さん 表題からして素敵な響きです🌟 その人にしか見えない景色・空間こそがおもしろく、「自分の音を鳴らす」ということなのだね♫2025/06/25
しゅん
14
音のフォントをよく変えるのが本書の特徴だなと思う。驚きであったり強調であったりがかなり大きいフォントで出てきて、こちらが驚く。言葉には常に音が含まれており、音を感じ取ることで自分の文章が作られていく、という主旨。文章教室とエッセイを兼ねたような。この本自体が複数の音を鳴らしており、自信満々になったり控えめになったり若くなったり年取ったりする。この言葉の調子の変化に、なにか親しみやすいものを覚える。2025/01/21
kuukazoo
12
言葉は文字である前に音とリズムであることを思い出させてくれた。今井むつみや川原繁人の本にも通じる面白さがある。文章術というより身体経験と言葉の関係の大切さが語られていると思う。体感をゆるぎなく信じている人は強く、そこから生まれる創造性が前向きで素敵。オノマトペや七五調や雅楽やお囃子や方言など日本語独自のリズムの話は楽しく読んだ。洋楽に慣れすぎて盆踊りがうまく踊れないとか、拍に敏感なドラマーはそうなのか。最近全く歌ってないし音読もしないから忘れている感覚がたくさんあるかも。音をリズムに翻訳するのは興味深い。2025/02/28
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