内容説明
ウクライナ戦争、ガザ紛争で分断される世界。
国際秩序が大きく揺らぐ中、米国第一主義を掲げるトランプ2.0 徹底予測
シリーズ累計18万部 最新版!
トランプ氏の圧勝に終わったアメリカ大統領選挙2024。
ロシア・ウクライナ情勢、中東情勢、日米関係、そして世界秩序はどうなる?
激変する世界情勢がこの1冊でまるわかり。
中東、アメリカ、アジアなど世界各地を取材し、明快なニュース解説で定評のあるジャーナリストの池上彰氏が、複雑に絡み合う各国の思惑を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あみやけ
40
こういうテーマの本も池上さんも何冊も読んでるので、一冊ではなかなか理解できなくても、だんだん知識は定着してきますね。しかも、この本、もとは小学生新聞のために書かれたものを改編したもの。とっても読みやすいです。小学生とも議論したくなります。ちょうど、日本時間で今日、トランプさんとゼレンスキーさんが会談し、もの別れに終わったようです。これから世界はどうなるのか?自分はその中の一人として何ができるのか?真剣に考えないと。2025/03/01
メタボン
27
☆☆☆★ 2024年の世界情勢をざっくりと振り返り、2025年の世界情勢を展望しようという、現代世界情勢の復習には絶好の本。足元ではロシア・ウクライナ戦争の終結に向けて揺れている。一方、トランプ政権により気候変動対策の枠組みがどうなるか、混沌とした状況になってきた。衆議院はなぜ解散時に万歳をするのか、万歳するとまた国会に戻ってこられるというジンクスだというのが面白かった。スンニ派はサウジアラビアが支援、シーア派はイランが支援。2025/02/25
楽
22
25年1月。底本の出版は2024年1月でなく2025年だろうなあ。米国の名目GDPは日本の約6倍だが、そのうち7割近くを個人消費が占める。海外からも輸入して消費するのだから貿易赤字になって当然なのだが、トランプ大統領は「赤字」が気に入らないらしい。関税を上げても負担するのは米国の輸入業者なので、米国内で物価が上がって消費が落ち込むことになるのだが、どうも関税をよく理解していないようだ、というのは同感。ディールの材料としてうまく使いこなしているとはとても見えない2025/02/15
みゃーこ
13
昨今の世界情勢の根本的な解答がサクッとわかりやすく読めてしまう。しかしアメリカの選挙のしくみは相変わらず他人事で理解しきれない。なぜトランプが?ということも言いたいし、なぜトランプだったのかも池上節で説明されていておもひろい。2025/05/11
スリカータ
10
読むと気が滅入るが、知らずにいるのも恐ろしい。2025年になって4分の1が過ぎたところだが、既にかなり不穏である。トランプ再選で今後の予測をされているが、関税は池上さんの予測を遥かに超えている。AIが暮らしに入り込んでいるが、まことしやかに不確かなので自分で見極めなければならない。石破総理はこのまま任せてよいのか不安だが、池上さんからの印象は「逃げない人」という。2025/04/12
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