内容説明
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常微分方程式は、物理現象や社会現象を記述するためになくてはならない道具である。それ自体が美しい論理構造を持つ分野でもあり、特に線形常微分方程式に対しては緻密な一般論が構築され、固有関数展開を通じて偏微分方程式論や関数空間論の基礎を与えている。本書では、多くの具体例、応用例を示しながら、常微分方程式の多彩な側面を解説する。
目次
1 常微分方程式の例
2 1階常微分方程式の例と解法
3 定数係数2階線形常微分方程式
4 変数係数2階線形常微分方程式
5 Sturm--Liooouville型微分方程式の境界値問題
6 高階微分方程式と連立微分方程式
7 微分方程式の平衡点と安定性