内容説明
ヒトは日々損傷するDNAを修復しながら生きているが、加齢に伴い修復能力が衰え損傷が蓄積する。これが老化だ。ただ、この「負債」は「返済」できる。本書は、日常で実感することから見えないところで進んでいる変化まで心身の老化のメカニズムを解説、日々実践できる「若返り」法を提案する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまねっと
31
YouTubeでこの本の宣伝番組を見て興味を持って電子書籍で買った。 老化負債と聞いて44歳と60歳に大きな変化が起こると言うのを読んで恐ろしくなって(今、44歳)、ジムに通い出した。 人は老化する、そして、いつか死ぬ。本ではいつまでも寿命が延ばせるというような書き方をされているが、実際は老化する速度のほうが圧倒的に早くなる。これは歳を取ればとるほど感じれる。希望を持って生きようとしても、死は免れない。まだ、不老の研究はまた半ばにあると思う。劇的な進歩は我々が死んだ後に起こると思われる。そうこの本で思った2025/03/31
やまはるか
28
抗加齢医学のエキスパートによる画期的若返り法とあるが、明日から実行できるかは疑問。老いは昨日と今日の違いを感じることはできないが、5年10年を経ると抗いがたく現れる。老化は自然の理ではなく病気である。病気である以上治すことができる。そうした考えの下に老化パーツを除去する研究も行われているらしい。年齢とともに時間の過ぎるのが早くなるのは加齢により思考速度、行動速度が遅くなるからだと説明する。確かに、若い時に山路を1日30キロ歩いていたのが、老いて15キロに減れば、1日が倍の速さで過ぎたと言えなくはない。2025/06/26
おだまん
13
ちょうどNスぺ老化の回とタイミングが重なり最近の知見を確認。やはりカギはミトコンドリア。2025/05/12
カエル子
8
親の介護はじまりをきっかけに最近こんなんばっか読んでる笑。「血圧や血糖などが、いつもの波動から逸脱した状態になった時」が「老化負債の始まり」。1回目の節目とされる44歳は無事に過ぎたので、次の60歳までに、自分の中の「リズム」を把握することと、そこからズレが生じたときに気づくための心身の準備が大事。「高血圧」いわれるのが嫌で計測を怠るようになった血圧測定を再開しよう。血圧の絶対値だけじゃなく変動こそが負債。健康診断もズレに気づくための貴重なデータだから毎年うけよう。急いで今年度の分を予約っと。2025/03/02
toshibo
5
老化負債とは何だろうか。どうやら、それは私たちの細胞に数多く存在するミトコンドリアのDNAの損傷のことらしい。ミトコンドリアは細胞にエネルギーを供給する重要な存在であり、そのDNAが損傷すれば、細胞、ひいては臓器全体の機能も低下してしまう。では、どうすればその損傷を抑えることができるのだろうか。本書では、まず「リズムよく生活すること」が大切だと述べられている。また、食事・運動・睡眠・ストレス管理といった生活習慣の見直しも挙げられている。やはり、日々の暮らしを丁寧に整えることが何よりも重要なんですね。2025/05/10
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