幻冬舎文庫<br> 性と芸術

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幻冬舎文庫
性と芸術

  • 著者名:会田誠【著】
  • 価格 ¥742(本体¥675)
  • 幻冬舎(2025/01発売)
  • 冬の読書を楽しもう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~1/25)
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  • ISBN:9784344434462

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内容説明

日本を代表する現代美術家・会田誠による「犬」は、二〇一二年森美術館展覧会での撤去抗議をはじめ、数々の批判に晒されてきた。裸の少女の〝残虐?ともいえる絵を、会田はなぜ描いたのか――? 作者が自作を解説することの禁を破り、動機、意図を初めて綴る。歴史を背負い、不完全な人間を表現することのジレンマ。ほぼ「遺書」ともいえる告白。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanonlicht

36
展示された美術展への抗議や、資料として使った公開講座の聴講生がPTSDを訴えるなど、何かと物議をかもした著者の代表作「犬」。この作品が生まれた背景や、性と芸術について思うところを、自身の半生を振り返りながら語っている。そこには国際的な潮流に迎合する日本美術界への批判がこめられ、問題とされるエキセントリックなモチーフは、それを広く世間に訴える「手段」だったと知り感嘆。美術家の美術家たる所以を垣間見た。2025/01/28

阿部義彦

19
会田誠氏が、問題作「犬」を描くことになった動機、そこにたどり着くまでの自分の経歴、心理的葛藤、大学というアカデミズムの中での古臭い旧弊な教育方針に対するアンチテーゼ等の思いの丈を吐き出した文章。巻頭には初代の源となった「犬」そして後年の「犬」雪、月、花の三点そして、続編の野分、陰翳礼讃のカラー写真を掲載。私は初めから嫌悪感など微塵も感じすず精巧な描写で紋切り型の幼女の身体を描いて、批評的な意図も有るのだろうが綺麗に描けてるなと言う印象を持った。こんな弁明、本当は必要無いのですが、世の中が許さないのか?2025/02/17

justdon'taskmewhatitwas

3
作品『犬』は苦手だ。残虐とか猥褻とかではなく、包帯にくるまれた切断部(生肉)が地べた(砂ジャリ)に接して擦られる、と想像しただけで首の周りがザワザワするから(採血とか剃刀でスパッとかもザワザワ)。ただ、よく見なくても何かを"告発"してるだろうって事は判るし、実際本著での言い分も想定内だった。わざわざ本人が書かなくても…というのが率直な感想。或いはこの本も含んでのコンセプチュアル・アートなのか? それとも著者は、ホントにホントに孤独なのかい?2025/02/17

hjms11

2
【犬】をはじめて学生時代に見た時の衝撃はよく覚えていて、良くも悪くも自分の中のアートの認識が拡張した感触があった。痛々しい性癖の向こう側に作家の痛烈な主張があるんだろうなと朧げな感想が残った。物議を醸した【犬】に対して作家自身が一冊まるまる解説してくれるということで読まないわけにはいかない。なるほど、描かれた経緯、制作当時のアートシーンや藝大内のムード、発表後の社会の反応などを知ると、西洋的美術潮流への研ぎ澄ましたカウンターだったことがよくわかった。この人の文章めっちゃ好き。ゲイサイも読まなくては。2025/06/15

sekiyai

2
最初に見たのはたしかサドの文庫の表紙で「これ大丈夫なのか?(全然大丈夫ではない)」って思って「でも犬ってこんな感じだよな」と思い、それ以降、犬とその飼い主を見る目が永遠に変わってしまった気がする。ヒューマニズムみたいな虚飾と欺瞞が嫌いらしく…人々の非難を集めることが半ば倫理観になってる…ってMの人? 三島や川端をもう少し読もうかな、と。 「Ⅱ性」は性に関する赤裸々な意見感想主張をあんまり読んだことがなかったのでなんだか新鮮な気がしました。2025/05/20

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