光文社新書<br> だから、お酒をやめました。~「死に至る病」5つの家族の物語~

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光文社新書
だから、お酒をやめました。~「死に至る病」5つの家族の物語~

  • 著者名:根岸康雄
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 光文社(2025/01発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334105457

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内容説明

プシュ。小気味いい音を鳴らして、冷えた液体を喉に流し込む。安くて手軽。気づくと、もう数本空けている。わかっちゃいるけどやめられない。じきに、酒量が増えたことに気づく。酔い方もひどい。そういえば最近、お酒のことばかり考えているような――。こうなってしまったら危ない。自分の意思では止められないアルコール依存症。その底なし沼から生還を果たすには、何が必要なのか。五者五様の人生譚と専門家の解説で紐解く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えだまめ

3
アルコール依存患者とその周囲の伝記。フィクションかよ。断酒を継続する私にとり、多くを知る著者がパターン化したアル中ケースに触れ、ある程度参考になった。飲み過ぎる人間は、取り返しのつく時点からこうして飲まない自分を能動的に形成する必要があるなと。色々失ってから病気のせいにしたとて、群れたとて自分の人生は虚しくなる。分かっちゃいるけど飲む。お酒怖い。継続可能性の鍵は、「底つき」の実感、自分自身の孤独と向き合ううこと。この辺りは腑に落ちた。著者のよくわからない自己満癖ポエムは不快なため読み飛ばして良い。2025/05/06

Tomitakeya

2
アルコール依存症から断酒に至った物語。入り口はお花畑、それは地獄行き。自分でコントロールできると思っていても、病気だから、そこに至れば断酒しか解決策はない。 アルコールについて考えさせられた。2025/02/27

KEIJI

1
5つのアルコール依存者のエピソードが収録されているが、どれも同じような話ばかり。それはつまり、アルコール依存者の行動は共通しているということだ。その意味で、酒の恐怖を知る上では有益な一冊。2025/03/15

Go Extreme

1
自助グループとストレス管理: アルコール依存症治療・ストレス管理重要 生活保護の活用推奨する講師⇔社会復帰を目指す患者 入院患者: 共通背景・支え合う関係 退院後も交流を続け断酒を支援 依存症の深刻さ: 脳の報酬系に影響→飲酒欲求を制御できなくなる 嘘をつき飲酒を優先 安心して人に依存できない状態=精神神経系の病気 回復過程ー自助グループが回復の鍵 家族との関係: 家族は負担を感じながらも支え続ける は誰でもかかる可能性がある病気 患者の体験と教訓: 飲酒の苦しみ・断酒後の生活の変化を共有→他の患者の支え2025/02/06

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