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内容説明
【紹介文】
監督就任以降、10年間で九度の全国制覇、三度の春高優勝。
高校バレーボール界の異端児が繰り出す、新機軸の数々!
・データバレーをいち早く取り入れ、相手チームを完全攻略
・非・勝利至上主義で将来を見据え、普段の練習はポジションフリー
・上背のある中学生なら、吹奏楽部員でもスカウト
・Tシャツの販売、恋愛OK、SNSも規制なし
・カルボナーラはNG等、徹底的な栄養管理
著者は、以下のように述べています。
人間は楽なことに飛びつく半面、苦しい時に本性が出る。チームスポーツはまさしくその象徴で、チームが苦しい時、いかに我を出さずにチームのために行動できるか。選手たちにはそのための土台を築いてほしいし、それができればこの先、大人になっても逆境に耐えて、大崩れすることなく生きていけるはずだ。
私も教員として、指導者として、まだまだ未熟だ。だが2014年に駿台学園の監督となり、自分が学生時代の頃から多くの方々から学び、その都度自分に落とし込んで考えてきた。そしてバレーボールの世界では、幸いなことにこの10年間で三度の春高優勝、そしてセンターコート(準決勝以降の1面コート)にも六回立った。
私の経験や考え方を記し、少しでもシェアできれば。その思いで筆を取る。へーそうなのか、と同意していただくのは嬉しいが、それは違うだろう、と思われても構わない。自分なりの正解を求める中、この本が何かのお役に立てるなら、と願うばかりだ――本文より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウマカラス
2
最近読んだスポーツ指導者の書籍のなかではダントツに共感でき、勉強になり、楽しめた。考えて行動すること、飢えを感じること、情報をオープンにすること、良いと思うことを真似すること、分析に注力すること、専門家を信頼すること、流行りを含めいろんなことに興味を持つこと etc. とはいえ、特別なことなどないように思うが、これらを実行すると「異端児」と見られてしまうのだなというのも不思議なところ。2025/05/08
大統領
1
高校バレー界については無知だが、楽しく読めた。競技は違えどバスケ界の名門福岡第一の井手口先生がせっかくウチに入学したのだから恋愛よりもバスケをしろ、という考えなのに梅川先生は恋愛を推奨しろと対称的なのが面白かった。アプローチは違えど、指導者の考えがちゃんとしていれば結果は出るんだな。日本一になった裏側には相手のデータを徹底的に洗い出すアナリストの存在が不可欠。一流の高校には一流の選手だけではなく一流のスタッフが揃うんだな。2025/04/15
Go Extreme
1
強さの秘密: 選手の質と数ー選手たちの個々の努力と協力 選手の努力と協力が強さの基盤 全国大会「春高」での実績 選手の育成と選抜: 選手選考はチーム内の話し合いで決定・相互評価重視 努力次第で昇格可能 練習環境と戦略: 多様な練習メニューを採用・選手の自主性重視 データ分析を活用・試合での判断力向上 チームの文化と精神: オープンコミュニケーションと自己判断尊重 勝利至上主義ではなく選手の成長重視 努力・協力・戦略・文化が強さの要因 将来を見据えた選手育成が成功の鍵2025/02/06
東西秋冬
0
ここ十年で間違いなく1番強くあり続けた駿台学園 何故強いのか、駿台を卒業した選手の多くが大学以降も活躍しているのか。その一端を知れた。 思い返して見ると、自分もお世話になった良い指導者と共通しているところがあって納得した。 2025/02/27
神田智弘
0
バレー指導に対する考え方に共感するところが多くありました。2025/02/13
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