内容説明
ニュースを疑え!
時事芸人による渾身のメディア論
フェイクニュースやポスト真実、
沈黙や忖度、冷笑主義がはびこる今こそ、
必要なのは「半信半疑」の姿勢である----。
新聞14紙を読み比べる時事芸人・プチ鹿島による
ここ数年の時事コラムとメディア論の総決算!
東京五輪&パリ五輪の報道姿勢、
安倍政権と新聞各紙との距離感、
旧ジャニーズ問題とメディアの沈黙、
スポーツとスポーツ新聞のゴキゲンな関係、
猟犬としての週刊文春と松本人志報道、
ネットニュースとコタツ記事の裏側、
ますます大きくなる地元紙の役割etc.
下世話な野次馬精神とのぞき見感覚が
時に真摯なジャーナリズムに肉薄する、
その鋭い視点と読解、考察に刮目せよ!
●本書の構成
第1章 オリンピックとおじさん新聞
第2章 混迷する“安倍スタジアム”
第3章 今、地方がおもしろい!
第4章 ジャニーズ問題とメディアの沈黙
第5章 スポーツとオヤジジャーナルの関係
第6章 猟犬としての文春と松本人志論
第7章 ネットニュースとコタツ記事
第8章 どうした朝日新聞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
58
新聞が中立公平な意見を持っているだとか、社会の木鐸であるとかを真に受けている間抜けは令和の現在存在しないと思うけど、そんな新聞を読み比べている時事芸人によるメディア評。面白いのは地方新聞をテーマにした部分で、マスコミによる本物の忖度を見せつけてくれる。とはいえ所謂「報道しない自由」は最近大手マスコミが散々その醜態を曝しているしなあ。後はジャニーズ問題とか裏金問題とかを扱っているが、こちらは批判がどこかで見たような画一的なもので特に目新しいものは無し。新聞読まなくなって久しいが、そんな自分が正しいと再確認。2026/04/19
かやは
6
新聞14紙を読む時事芸人である著者の一冊。メルマガやWEB記事、雑誌をまとめてものと書き下ろし。文春の躍進で、下世話が王道を超えてしまった。週刊誌は猟犬のようなもので、スキャンダリズムであれば芸能人だろうが政治家だろうかとってくる、という指摘はなるほどと思った。新聞などのオールドメディアと呼ばれるものは、取材して裏付けをとる訓練を伝統としている。それは、生成AIでいくらでもディープフェイクが作れてしまう現代、新たな価値をもたらすのかもしれない。2025/04/20
kthk arm
3
2026年38冊目。大ファンの鹿島さんのメディア論。書かれてることが正論だから、全部腑に落ちる。2026/03/08
不健康運動
2
テレビ山梨VS長崎知事の話題は、山梨には全く縁のない私にとって鹿島さんがいなければ知る由もないトピックだったので、大変面白く読んだ。また、取材元の意図と異なる過激なネットニュースについて、特定の誰かの悪意だけではなく、記者、デスク、見出し担当者の思惑のすれ違いが重なって生まれることもあるのか……と膝を打った。大学時代の知人が朝日の炎上チェック部門でアルバイトをしていたが、まさか自社の評判や社員の投稿を逐一監視するような部署とは思わなかった。朝日は朝日らしく伝えたいことを芯を持って伝えてほしいなと思う。2026/05/25
ロックスターKJ
2
評価:★★★★☆ 4点 フジテレビの件もあったし、オールドメディアを論じているのはタイムリーである。オリンピックの問題や朝日新聞の迷走など面白く読めた。理不尽な目に遭っている人や、困っている人がいることを知るためにニュースを見る、というのはいい言葉だと思う。2025/01/28




