内容説明
・九州説に近畿説、「邪馬台国」の本当の所在地を地理から読み解く
・徳川家康が「関ケ原の戦い」に勝てた本当の理由は、小早川秀秋の裏切りではなく「気候」だった!?
・三重県の「複雑な地形」が生み出した「伊賀の忍者」
日本史と地理は、高校の科目では別々に扱われていますが、
両者にはじつは多くの「接点」があります。
本書では、日本史と地理の「接点」がある出来事や事象を取り上げて、
日本史と地理の両方の観点から解説します。
日本史と地理は、同時に学ぶと10倍わかる!! 楽しくなる!!!
※カバー画像が異なる場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
38
学生時代に好きだった2科目です。時代ごとに変わって行く視点を読みながら整理することができました。これからも複数の視点で楽習していこう。2025/02/01
ごりらっぱ
1
地理と絡めた日本史のはなしが40編。1つひとつが適度なボリュームで読みやすく、わかりやすかった。2025/04/17
すうさん
1
地政学の基本でもあるが、歴史は人が生きてきた記録だからこそ人の住んでいる自然環境は大きく影響をもたらす。人の少なかった古代はもちろん現代にいたるまでその地理と歴史は密接に影響している。学校ではこれをバラバラに習ってきたし詳しくその相関性については習ってこなかった気がする。地理も歴史と同様時代によってどんどん変化しているのは体感しているが、実際国や国の地域の行政の境界は変わってくる。その時代にどのエリアでどのように暮らすのかで人の歴史も変わってくることがこの本では優しく説明している。2025/04/09
Go Extreme
1
地形・気候: 源義経ー潮の流れを利用し源平合戦勝利 源頼朝ー鎌倉の軍事的・政治的優位性を活かし幕府設立 貿易・産業: 倭寇ー前期は略奪主体、後期は商業活動と密貿易 琉球王国ー中継貿易で繁栄、周辺国と交易 農業・工業: 日本の気候・地形が稲作に適し農業が戦乱の要因に 明治維新後、外国技術導入し工業化実現 人口と都市計画: 京都・札幌は条坊制採用、交通網整備 日本の都市は城壁なく利便性優先の設計 宗教・文化: 仏教と神道が融合→独自の宗教観 渡来人が移住→技術・文化 戦争と地理的要因: 関ヶ原の戦い 日露戦争2025/02/10
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1
高校地理レベルで、あんまり日本史ぽくなくて面白くなかった。日本史を学びたい人には不向きかも 平家にあらずんば人にあらず 後白河の子の以仁 一の谷 須磨 2025/01/04