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内容説明
※本書は2021年9月に小社より刊行された『観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか』(SB新書)を加筆・改筆・再編集したものです。
観察力で人生が変わる!
絶対的な正解がない時代の今、
観察力の有無が、仕事や人生の質を大きく左右する。
アイデア発想、伝え方、問題解決、商品企画...
「観察力」は、あらゆるビジネスシーンで応用がきく、基礎となる力である。
事実、「宇宙兄弟」「ドラゴン桜」「マチネの終わりに」…メガヒットはすべて「観察」から始まっていた。
「観察力」とはつまり、「バイアスに気づき、まっさらな目で物事を見る力」のことである。
数多くのトップクリエイターに伴走し、新人漫画家を育成してきた、稀代のヒットメーカーがその鍛え方を説く!
【解像度を上げるためのChatGPT活用法も収録!】
※カバー画像が異なる場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuma Usui
16
漫画の編集者である著者が、漫画家や自身の仕事から観察力について考察しまとめた一冊。観察する為にはまず仮説が必要で、仮説との差分を測ることで観察が行える。仮説を立てるためには物事を客観的に言語化することが有効。などの考えが勉強になった。また、種々の認知バイアスについても頭に入れておくことで、自身の観察結果がバイアスによる影響を受けていないか振り返ることができるとの考えも頭に入れておきたい。2025/03/19
エジー@中小企業診断士
12
一流のクリエイターには観察力がある。客観的に注意深く観る技術。邪魔するのは認知バイアス、身体・感情、コンテクスト。身体感覚を磨く。観察サイクルは「仮説」を起点→観察→問いの無限ループ。仮説検証の欲望がこのループを駆動する。見えないものを観察する要素=感情と関係性。プルチックの感情の輪。観察とは無意識の自動操縦(本能)に抗う行為。「わかる」を手放し「あいまいさ」を受け入れる。「する」よりも「いる」。目的を手放す。今に集中する。創造・あいまいの4象限に至る観察力には暇と退屈が必要。一流の観察力とは、愛である。2025/02/01
スミノフ
9
いかに自分の認知にバイアスがかかっていたか。。 それをメタ認知した上で、これまでと違った観察眼を持てるようにしたいと思えた内容でした。2024/12/31
スミノフ
8
自分の認知にバイアスがかかっていることを自覚する。 まずはそこから。2025/07/26
カエル子
6
「読み手の認知のあり方が変わると(中略)エピソードの意味がガラッと変わることがある」というところまで読書の価値を捉えられてなかった。『スマートシティとキノコとブッダ』で紹介されていたデザインの思考法「5年寝かそう」に繋がる。現実社会の観察で感情や関係性まで読み解くのはむずかしい。だから「物語という装置」を使って訓練しよう。小説を読むことの価値を説明する言葉をいただいて目から鱗が落ちた笑。あいまいの4象限あたりからあまり入ってこなくなったのは著者の中でまだ曖昧だからだな、きっと。次の本を待ってます。2025/03/09