内容説明
ホロコーストの記憶をパレスチナの痛みとともに語ることはできないのか.イスラエル生まれのジェノサイド研究の第一人者が,自身のホロコースト研究と自分史を重ねてパレスチナの今へと語りをつなぐ.ガザの人道危機を訴えるオピニオンやETV特集でもおなじみの著者による骨太かつ渾身の学術エッセイ集.日本語版特別編集.
目次
日本語版へのまえがき
謝 辞
序 章
第Ⅰ部 残虐行為を書く
第一章 歴史上の唯一無二性と統合された歴史
第二章 ジェノサイドの場としての東ヨーロッパ
第Ⅱ部 地域の歴史
第三章 地域からジェノサイドを再構成する
第四章 歴史文書としての証言
第Ⅲ部 正義/司法と否定論
第五章 法廷のなかのホロコースト
第六章 忘却の道具としての記憶法
第Ⅳ部 記憶の訪れる時
第七章 イスラエル=パレスチナにおける帰還と追放
第八章 私がたどったアウシュヴィツへの捻れた道,そして帰路
第九章 過去を語って未来を築く
訳者あとがき
原 注(略語一覧)
索 引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
ふむ2025/07/03
Go Extreme
1
歴史と記憶:ホロコースト ジェノサイド 東欧の特異性 記憶の抑圧 地域研究 地域の歴史と影響:ナクバ 歴史の相互関係 共同体の緊張 記憶法 正義と否定論:国際法 社会的正義 否定論 司法と歴史教育 記憶の役割と影響:個人証言 記憶の儀式 歴史教育 文化的背景 ユダヤ人:シオニズム 移動の歴史 多民族共存 国家記憶 戦争の影響と政治:民族衝突 記憶の抑圧 国家と個人の認識 歴史の評価と戦後の展望:ナクバの記憶 ホロコーストの継承 和解の可能性 示唆:イスラエル パレスチナ 共存の道 和解への視点2025/03/19
Go Extreme
1
残虐行為を書く: 歴史上の唯一無二性と統合された歴史 ジェノサイドの場としての東ヨーロッパ 記憶なき場ー場なき記憶 コミュニティ内の虐殺 ジェノサイドの経済 証言と歴史 記憶の場としての東欧 地域の歴史: 地域からジェノサイドを再構成する 歴史文書としての証言 正義/司法と否定論: 法廷のなかのホロコースト 忘却の道具としての記憶法 記憶の訪れる時: イスラエル=パレスチナにおける帰還と追放 私がたどったアウシュヴィツへの捻れた道、そして帰路 過去を語って未来を築く 2024/12/22
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