男の愛 - 俺たちの家

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader

男の愛 - 俺たちの家

  • 著者名:町田康
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 左右社(2024/12発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784865284508

ファイル: /

内容説明

生産能力も生産基盤も持たない、ただその威名・威勢だけで飯を喰っている、やくざにとってこの、名前が売れる、というのはなにより大事なことで、出世前のやくざはなんとかして名前を売ろうとした。「あの野郎、近頃、売ってやがるな」というのは、その名前が多くの人に知られ始めた。メジャーデビューした、みたいな意味である。
そういう意味では次郎長は順調にやくざデビューを果たしたというわけである。
しかしなんでもそうだが、デビューするだけなら誰にだってできる。問題はデビューした後、どれだけ順調に活動を続けられるかで、いくら華々しくデビューしたところで、その後が続かなければ、早くも翌年には、「あー、そう言や、そんな奴いたっけなあ」てなことになってしまう。そうならないためには、やくざだってなんだって、普段の地道な活動、たゆまぬ努力がなによりも大事なのである。
(『最終的には銭金』より)

目次

最終的には銭金
陰茎の揺れ
侠名
岩村の七蔵
岩村の七蔵襲撃事件の真相
川崎の馬定
男の生き方・男の道
御宥免
驚くべき人との出会い・治助の情愛
死んでもやりたい大博奕
次郎長、危機一髪
ふたつの事実
全裸旅行のたのしみ
苦労して行ったけどすぐ飽きた関東
地獄の年末年始
罪と罰
役人の栄え・虚飾の滅び
やくざの制裁はとどめを刺さない
次郎長、八百ヶ嶽の窮境を救う
因縁/伊勢
地獄の南蛮船
福太郎一代記
八尾ヶ嶽の栄光と挫折
鈍くさい駕籠/捕縛
結婚
男の貫禄・女の始末

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

154
2月の第一作は、3年前に読んだ町田版清水次郎長『男の愛』シリーズ第二弾、町田 康は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、次郞長やくざデビュー&「お蝶」と結婚の巻でした。まだまだシリーズは、続きそうです。 https://sayusha.com/books/-/isbn97848652845082025/02/01

えんちゃん

58
男も惚れる次郎長シリーズ②ときどきBL。喧嘩博打に明け暮れつつ腕に磨きをかける。男っぷりも爆上がりじゃネーカ。男にもてたい。格好いい男に笑われたくない。格好良さに己の生命を賭ける。それが見栄と虚勢のやくざ人生ダヨ。町田流人生哲学をたっぷり浴び、次郎長の男の愛は加速する。いい男・福太郎との恋の行方も気になるんだナー。2025/02/11

ポチ

43
相変わらずのやんちゃを見せる次郎長さん。そんな次郎長がお蝶さんと結婚して一家を構えました。これから子分たちも増えて益々名前も売れるていくのでしょうね。2025/02/10

H!deking

42
これも正直イマイチでした。ギケイキまでのパンチないですね。でもやっぱり続きは気になります笑2025/09/30

桜もち 太郎

19
「次郎長ってのは、いい男だってナー」、虚栄を極限まで推し進め、それによって飯を食っているやくざ者の次郎長。人生、一か八か賭博と一緒。流れ者のやくざだった次郎長が、今回は一家を構える。そんな次郎長がのし上がるためには評価を上げるしかない。評価を上げるには一家を束ねる姐さんが必要だ。男好きの次郎長が嫁を貰うところで物語は終わる。いや終わらない。きっと続編があるはずだ。前編がでてから四年後に本編がでた。内容なんて忘れている。「ギケイキ」もそうなんだけれど、まとめて出して欲しいと思うのは自分だけだろうか。2026/04/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22365634
  • ご注意事項

最近チェックした商品