内容説明
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1つの疑問を深~く考えることで、考え方の“型”を身につけよう!「哲学する」とは、目の前にある考えや疑問について、ゆっくりじっくり考え、他人とも対話しながら、より納得できる考えをさがしていくこと。 本書では、「なんとなく学校に行きたくない…」という主人公のもやもやした気持ちを出発点に、その気持ちを深く掘り下げ、様々な人の意見を聞き、友人たちと議論して考えを深めていく過程を漫画とワークで体験できます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
38
「哲学」を、身近な疑問に当てはめて思索する素敵な一冊です。出てくるテーマはひとつー「学校って行かなきゃダメ?」。思考を発展させるプロセスが丁寧に紹介されていて、とてもためになります。これ、道徳の授業とかでやったらいいんじゃないかなあ。とくにメガネという小道具を使って展開させるパートは面白かった!みんなの頭から素敵な考えの花が咲いている最後の見開きカラーが好きです。面白かった。2023/11/29
ほんわか・かめ
15
同じ考えだからといって、全く同意見だとは限らない。だから自分の意見は必ず言おう。意見を言い合うことで「そういう見方もあるのか」と気づける。【哲学対話】とは違いを認め合ってより良い答えを探していくこと。もし自分と違う意見を強く訴えられたら。反論したい気持ちを一旦飲み込み、言葉に表れていない考えや気持ちを想像する。「ハテナのメガネ」で何度も問いを重ねると見えてくるものがある。みんなより凄い意見を言わなければ、では自分の意見にならない。考え続けること。自分の考えをもっと良くしたいときは対話を重ねること。良本。2025/07/07
ララ
4
どうして学校に行くのか?という問いの答えを、どうやって見つけるのか、考え方を教えてくれる哲学の入門書。小学生向けのこわいい漫画スタイルになっていて、とても読みやすく、オススメしたい本。 正解はない、分からないままでもいい、考え続けることが大切、というメッセージ。2025/03/01
ゆゆゆ
4
哲学するとはこんなに身近でシンプルで大切なことなんだ。頭が混乱して迷ったら、この本を開いて、こころをときほぐそう。すてきな本。マンガとあるけれど絵本に近い。2023/06/16
Kyohei Matsumoto
3
月一回哲学プラクティスをやっている身としては、このまんがはめちゃくちゃわかりやすく哲学カフェを説明していてとてもよかった。これを紹介として使えばよくわからないという人にでもすぐに理解できる。特によかったのは質問、ハワイ大学の哲学者の道具箱をメガネに見立てているところ。まず問いがあって、悶々と考えてみて、最後に哲学カフェに参加する風景があるのも素晴らしくいい。問いを進めていくのを森に例えて、道がひらけていくというのも面白い。これは使えるなぁと思った。2023/12/02
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