富士見ファンタジア文庫<br> 一つ年上で姉の友達の美人先輩は俺だけを死ぬほど甘やかす。

個数:1
紙書籍版価格
¥792
  • 電子書籍
  • Reader

富士見ファンタジア文庫
一つ年上で姉の友達の美人先輩は俺だけを死ぬほど甘やかす。

  • ISBN:9784040757339

ファイル: /

内容説明

校内一の美少女として有名な一つ年上の先輩――緋奈藍李。
俺、雅日柊真にとっては姉の友達だけど、まともな会話すらしたことがない顔見知り程度の関係……だったはずなのに。
「どうやら私、しゅうくんを甘やかすのが好きみたい」
先輩の家へお見舞いに行ったのをきっかけに、緋奈先輩の方から急接近してきて――。手作り料理に、デート、膝枕……
「ねぇ、もっと教えて欲しいな。私の身体が、キミで疼くわけを――」
俺にしか見せない先輩の素顔。気付けば恋人(仮)の関係に!?
「私無しじゃ生きられない身体にしてあげるから、覚悟しててね」
先輩に甘やかされて堕落させられるラブコメ!
第9回カクヨムWeb小説コンテスト ラブコメ部門〈特別賞〉受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

24
校内一の美少女として有名な緋奈藍李。雅日柊真にとっては姉の友達でしかなかった先輩からぐいぐいアプローチされて甘やかされる青春ラブコメ。最初はまともな会話すらしたことがない顔見知り程度の関係だったのに、姉の代わりに先輩の家へお見舞いに行ったのをきっかけに、緋奈先輩の方からぐいぐいアプローチして甘やかしてくる展開で、その攻勢に最初はたじたじになりなって、戸惑いながらも周囲に秘密の恋人(仮)の関係になって、それでもそれをきっかけに彼女にふさわしい存在になろうと努力するようになってゆく姿はなかなか良かったですね。2024/12/20

まっさん

18
★★★☆ 校内一の美少女として有名な一つ年上の先輩・緋奈藍李。そんな彼女の親友…である姉を持つ俺・雅日柊真は、今日も彼女に羨望の眼差しを向ける。沢山の人から告白され、誰一人としてその牙城を崩せず玉砕していくらしい彼女と縁を結んだのは小さな出来事からだった。何故かその日から交流が始まり、どんどんと近付く二人の距離。これは日常に活力を見いだせなかった少年と、孤独から愛に飢える少女が織り成す恋物語… いや〜、ヒロインがめちゃくちゃ良かったですねぇ。タイトル的に母性強め系ヒロインかと思いきやまさかのちょい→2025/01/07

rotti619

11
雅日柊真が、姉の親友である緋奈藍李から猛アプローチを受ける、というお話。この猛アプローチが中々すごくて、ほぼ強引に仮のお付き合いまで持っていくという、甘やかすというよりは肉食動物が獲物を仕留めるような話となっている。最初タイトルから甘々系の話だと思っていたのだが、実際の所は藍李と柊真のギャップが大きすぎて、柊真の昔からの友人達を巻き込んでいくという、意外とシリアス色も濃い目の内容となっていた。これは仕方ない所だが、柊真の覚悟が固まる前に事態が動いてしまったので、読者の共感を得られるかは今後にかかっている。2025/01/31

chirako

10
先輩の性格が「天使様」じゃないのがよかった。あと恋愛について意外なくらい真面目。先輩も主人公も「自分の中の恋愛」に正面から向き合っている。プロローグが砂糖過剰な甘々ラノベみたいなので「ハズレかな?」と心配しながら読み始めたので、この真面目に自分の「好き」にキャラが向き合う姿勢は嬉しかった。2025/02/18

真白優樹

10
生徒会長である姐の友人である先輩に惚れられた、何事にも本気になれない少年が変わる為に頑張る物語。―――例え望まれぬとしても、この恋は譲れない。 学校一の美人な先輩に一目ぼれ的に好意を抱かれ応えたいと頑張る物語であり、親友達との不穏と言う要素が只甘いだけではない味を出してくる、少しだけビターな要素も含んでくる物語である。親友達との溝、それは決めたものとは言えどこか苦く。果たして不穏なものも含んだまま深める甘さの行方とは。そしていつか向き合わねばならぬ時、関係の行方とは。 次巻も勿論楽しみである。2024/12/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22298087
  • ご注意事項