扶桑社BOOKS<br> 1980年代――夢と栄華の時代が用意した〈失われた30年〉

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1980年代――夢と栄華の時代が用意した〈失われた30年〉

  • 著者名:西村幸祐
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 扶桑社(2024/12発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594096700

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内容説明

誰もが輝く未来を疑わなかった時代だからこそ、
我が国が苦境に喘ぐことに繋がる
バタフライエフェクトが点在していた。

自動車生産台数も鉄鋼生産高も世界一になり、ファッションもF1も映画もハイテクも世界を席巻していた80年代日本。何を間違え奈落の底に突き落とされたのか? 政治経済、ハイカルチャー、サブカルチャー、あらゆるジャンルでそれを考察していく。

序 章〈失われた30年〉とは何か
第一章 日本の黄金時代、1980年代と村上春樹
第二章 底抜けに明るい「柔らかい個人主義」
第三章 反日のはじまりと言論統制
第四章 1985「同時代文化」の輝きとプラザ合意
第五章 左翼からサヨクへ
第六章 80年代後半の日本に空いた大きな暗い穴
第七章 昭和の終わりと日本の黄金時代
終 章〈失われた30年〉への訣別

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

茶幸才斎

2
自信と楽観の1980年代に、例えば従軍慰安婦問題の基点としての歴史教科書近隣諸国条項やグローバルマネーの源流としてのプラザ合意など、令和日本が承継した病の根源を求め、また村上春樹『ノルウェイの森』や磯田光一『左翼がサヨクになるとき』を読解しつつ瑕疵を指摘している本。生きていてもいいですか、との命の儚みから始まり、漠たる予感に怯え、はじめましてを重ね、最後は回帰熱に浮かされた私と、かたや村上春樹とホンダF1の栄光と偽ポストモダン・ワンダーランドな筆者とは、同時代にあっても決して同位相にはなかったようである。2025/03/27

ishida

0
酷い本だった… 1980年代を笠に右寄り持論を垂れ流すだけ。中国をわざわざ「シナ」と書き、「戦後八十年より昭和百年が重要」「失われた三十年」とか完全に時代に乗り遅れた老害としか思えない。よく見たら安倍晋三本とか書いてる人だったので、表紙にそう書いておいてもらえれば読まなかったのに。2025/04/13

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