日本経済新聞出版<br> 「失敗の本質」を超えて 安全保障を現場から考える

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日本経済新聞出版
「失敗の本質」を超えて 安全保障を現場から考える

  • 著者名:野中郁次郎【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 日経BP(2024/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784296121632

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内容説明

●戦後80年の過剰適応から脱却せよ。必要なのはタブーなき自己変革だ
日本軍の失敗の本質は、日清・日露戦争の成功体験への過剰適応にあった。安全保障の本 質を直視せず経済的繁栄を追求してきた日本において、防衛を担ってきた自衛隊も同じ轍 を踏んでいるのではないか。自衛隊は、内外の環境変化のなかで、どのような課題に直面し、 いかなるイノベーションを達成しようとしたのか、どんな苦悩を味わったのか――。
本書は、国防の現場の実践者の視点から、軍事組織のあり方を根本から再検討した研究プロジェクト の集大成。安全保障が軍事だけの問題ではなくなってきた時代、その本質を明らかにする。

目次

序 章 乖離から融合へ――社会と自衛隊

第1章 分化と統合――自衛隊の次元と領域の拡大

第2章 魂と共感――日本社会によってつくられた自衛隊

第3章 実践知の蓄積――自衛隊任務の変遷

第4章 武士道と戦略文化――イラク派遣現場での発見

第5章 失敗が許されない世界――自衛隊における研究開発

終 章 タブーなき自己変革――日本的安全保障を築く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

SGR

6
名著「失敗の本質」のその後の自衛隊を分析したものという認識です。自衛隊ほど国民感情に左右される軍隊は、唯一だと思います。他国や他人に国防を依存してきた国民性が自衛隊や軍隊を弱くし、自滅の道に繋がっていくのに、反戦や軍縮を声高に叫ぶのは理解できない。です。台湾有事を危惧する声が大きくなり、少しずつ国民感情が変わりつつあるのはいい傾向にあると思われるが、もっと早期に国防の現状を国民に訴えてこなかった政治にも問題があると思います。装備品開発にも煩雑な手続きを踏み、導入した時には最先端でなくなる問題も解決したい。2025/07/22

Ohe Hiroyuki

4
先日逝去された野中郁次郎氏が編集された一冊。同氏が中心となって執筆された『失敗の本質』をベースに、共著者の戸部良一氏や、野中氏が防衛大学校で奉職されていた際に、その教え子であった元自衛官などが合作して執筆されている。▼「現場から考える」とあるとおり、執筆者自身が経験したり、考えたことがベースに書かれている。本書を読むと、執筆者の経験や考え方がよく分かる。現代の自衛隊を理解するにも資するであろう。▼これから益々国際情勢が混迷を深めていくなか、本書を一読しておくことは損ではないだろう。2025/02/06

TadashiK

2
★★★★☆テレ東の豊島さん紹介。自衛隊に関する知見が深く大変参考になる。平和ボケせず、日中の緊張が高まっている今こそ、皆意識的に考えるべきだと思う。2025/12/12

金吾庄左ェ門

2
印象的なのは国防を自衛隊のみに任せず、社会や国民も協力する体制こそが安全保障になるという話でした。各自衛隊の精神文化の違いを問題視しつつも、連携し統合して運用する必要性を説き、安全保障は軍事以外にも多様化しているからこそ、社会(NGOとか学会や業界)も国民ももっと連携して協力すべきだとしています。それをやるには政治がしっかり決断する必要があると思います。ピース何トカや某学術会議のような組織は廃止させるべきですね。陸軍中将の永田鉄山も、国民の協力があっての軍として軍民協力体制づくりを進めた事に習うべきです。2024/12/26

トビケ

1
有名な『失敗の本質』では、日本軍の組織特性として情緒的判断が理性的判断を上回り、「科学的思考」が軽視されていたと指摘していたが、戦後は旧日本軍の失敗体験への過剰適応によって、「科学的思考」を偏重し、過剰分析、過剰計画、過剰規則の三大精神病にかかっていると言う。このナラティブは一見もっともらしいが、現実とは異なるという印象を持った。結局、目的を見失い、現実を見ず、科学的思考をしていない、というのが実態ではないか。書かれていることは参考になるが、最後の解釈は適当に読み飛ばして良いと思う。2025/04/20

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