内容説明
「圧倒的な面白さ!」と話題の人類学本、爆誕!
山極壽一氏、松村圭一郎氏、中島岳志氏、小川さやか氏…各界より大推薦!!!
「理解不能な出来事を目の前にすると、相手を否定して自分を守ろうとしてしまう。
しかし異質なものを、異質なものとして見ていても何も生まれない。
偏見や独りよがりな思い込みではなく、『知』に『血』を通わせて、人と接していきたい。
ずっと興味があった人類学の世界。その一歩が踏み出せそう!」
――ジュンク堂書店 藤沢店 小山さん
白と黒ではわけられないこの複雑な世界で、他者とともにあるために――。
今こそ、僕たちには人類学が必要だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
49
「All is well」「ゆらぐ」の二つの言葉。これだけでも、この本に出合った意味がある。人との間、文化との間などで、人はゆらぎながら生きている。それは、自分がゆらぐだけなく、周辺にもゆらぎを与えることにもなりうる。All is well(すべてがいい)というのも、読み進めるうちに、なるほどなあ~。今の時、今の空間で生きていること。まずは、そこに立脚すること。自分を壊す・・まではいかないにしても、ゆらぎ、変わりうる。それは、いいことなんだ。2026/04/19
Toshi
33
自称ヘタレ人類学者である著者の成長記(?二十歳過ぎて成長記もないが)。タイトルにもなっている三題噺の成分は、ヘタレ8、人類学者2、沙漠3である。足したら10を超えてしまうが、読んでいる方が萎えるほどヘタレ成分が多い。沙漠のトライブとの居候生活、ようやく第三部で登場する人類学的考察は面白かったが、全体としては自分のテイストには合わなかった。本業では経済的にも厳しい研究者たちが、その研究と日々の面白ネタをつづった本で収入を得るのは良いと思うのだが、ちょっと食傷気味。出版社側も内容もっと吟味した方が良いのでは2025/02/08
ばんだねいっぺい
32
行く時点でヘタレではないと思ってしまった。この人なりの異文化の引っかかりポイントを面白く感じた。ありがとう、はい、8000円よりも、同額のものを寝てる枕の裏にそっと入れてくれる方がありがとうな気がするのは、発見だ。2025/06/29
to boy
26
自分を壊すためにインドに渡った著者。人間関係における「ゆらぎ」の意味を考えながら何度も訪れるインド。最終的にたどり着いた砂漠の民(インドに砂漠があるとは知らなかった)との交流で息苦しい日本の生活と違った生活習慣に浸り自分を肯定していく姿がよかった。面白い内容ですが、ちょっと読みにくいところもあるかな。2025/01/15
ま
23
面白かった。ありがとうを言わないという常識があるんだ。それは無礼なのではなく、謝意を本当に心に銘記していることの現れ。ありがとうという言葉でチャラにしないという態度。ただその常識を知らずに飛び込んだら確かにストレスやばそう。2026/06/05




